1. マイアミ・バイス
《ネタバレ》 結局、内通者は誰だったのか?イエロは中間マネージャーだからラスボスを捕まえると豪語して命令まで背いたのに結局ラスボスに逃げられてるし。一言で言うとマイアミ・バイスのコンビ設定を借りただけのよくある普通の刑事アクション映画かな。スタイリッシュでも軽快でもない今作品にはマイアミ・バイスらしさは一切ない。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2013-12-13 21:12:38)(良:1票) |
2. まだまだあぶない刑事
《ネタバレ》 あぶ刑事はリアルさは二の次、ノリの良さとスタイリッシュが身上のはず。この作品はテンポも悪く、懐古するだけの同窓会になってしまった。肝心なストーリーもさんざん使い古されて手垢まみれ。もともとが古いドラマだけどストーリーまで古いのはちょっとね。ステレオタイプなハッカーと武器マニア。一番酷いのが対決シーンの背景、CG合成があまりにチープで出演者と背景の境目がくっきり。そしてプルトニウム爆弾。臨界を起こさなくても空中で爆破させてめでたしめでたしってひどくないか?一番盛り上がるはずのシーンを見ていてどんどん冷めていく自分がいた。久々に瞳ちゃんがGOOD熟女になってたのが唯一の救い。 [地上波(邦画)] 2点(2012-06-14 06:20:57) |
3. マシニスト
《ネタバレ》 ヒッチコックにもありそうな古典的オチだが、ストーリーのテンポは悪くないので最後まで飽きずに見れるし、古い映画のような彩度の低いくすんだ映像や音楽の使い方も悪くないので雰囲気は○。見終わってみると実は主人公の体型が一番のネタバレだった気がする。そりゃガリガリになるほどの不眠症なら幻覚だって見ますって。中盤ぐらいで辻褄があわなくなってくるので狂っているのは周りではなく主人公自身だった的な予想はつくが、不眠になった根本的原因についてはラストでようやくわかる。 [DVD(字幕)] 6点(2010-04-11 02:09:18) |
4. まぼろしの邪馬台国
《ネタバレ》 まず何より島原の風景が美しい。邪馬台国は本当に九州にあったんじゃなかろうかと思えるほど。普段ならウンザリする竹中直人のオーバーアクト気味な演技は破天荒な実業家で奇才な歴史研究家だった宮崎康平にマッチしているし、そんな個性的な竹中すら上手くバランスを取ってしまう和子役の吉永小百合の存在感の大きさに脱帽。ただ、物語のターニングポイントとなる大雨の中で見つけた土器の破片を契機に事業そっちのけで発掘調査に入れ込むまでの理由やただのセクハラオヤジにしか見えない康平に和子が惹かれるまでの心情の変化についてはもう少し見ている側への説得力が欲しい。団交のシーンなど所々で見られる堤監督らしい独特なトリッキーな構図についてもこの映画ではちょっと違和感。全体的にはとても叙情溢れる素晴らしい作品。 [DVD(邦画)] 7点(2010-04-06 05:05:56) |
5. 守ってあげたい!
《ネタバレ》 良くも悪くも邦画って感じ。主人公たちのキャラは立ってるし役者さんたちもドロだらけで頑張ってるんだけどねぇ…。後半の土砂災害以降が余計。勇気を振り絞って救助し名誉の負傷というと聞こえはいいけど、災害現場でピーピーキャーキャーわめいてるだけでセリフは聞き取りづらく、挙げ句に不用意に瓦礫の下に潜って二次災害を起こしてしまう。むしろそのまま旗を目指して一致団結し頑張るって話でよかったんじゃないかなぁ。エンディングも何となく終わっちゃった感じ。ストーリーに2点、美人教官の中蜂あやめに1点(笑) [地上波(邦画)] 3点(2009-08-06 18:23:54) |