1. マジェスティック(2001)
ある方が好きだと言っていた映画ですが、全然わからんかった。一言で述べると、「ヒドイ映画」。思わずその人に、「どこがよかったの?」って質問したくなったくらい(笑)。で、なんでダメなのかというと、まず最初に町の老人が、「やっぱりルークだ」って言ってたけど、それなら特徴くらいもう少し詳しく言ってほしいわ。これだけじゃ納得できないし、「アホかっ!」って言いたなってくる。何の問題もなく話を進めてるけど、僕にしたら相当無理がありますよ。ピーターもピーター。どうしてルークとして町の人々と同化したいのか。その理由も出てこないから、全然ついていけない。同化するにしても、あまりに虫が良すぎやしないか?それに、ピーターの記憶が戻るのにも、唐突過ぎます。普通は、自分の脚本を見ただけじゃ戻りませんよ。これがありなら、記憶喪失になった作家が、自分のベストセラー小説を読んで蘇るのと同じ理屈になってしまいます。卑怯にも程がある。まあ、町長が彼を疑ってるシーンには上手いものがありましたけど。なかなか鋭いな、この人 ってね。でも、結局、僕にとってはこの2時間30分は拷問やった。明確なメッセージもなかったし、全く訳のわからない映画でした。採点は、この時は「鬼が来た」を見た直後だった分もあるため、★3つ。本当なら2点ですけど、その人が勧めてたってことで、おまけで1点加算(笑)。これでもかなり甘い方ですけどね。 3点(2002-12-25 22:04:09)(良:1票) |