1. マイ・リトル・ガーデン
父を待ち続けて生き抜いた少年、アレックスの姿がすばらしい。また、ストーリー的に随所に緊張感のあるシーンを含み、決して長くなりすぎずに1本筋を通してまとまった作品に仕上がっている。ただ、壁の隣の町へ実は行けるという設定や、そこでの少女との出会い、さらにはユダヤ人居住区内でもシャワーや食料のある所を見つけられるなど、随所に都合の良い状況が展開されて、その度に迫害の悲壮感や恐怖感などが希薄なものに感じられるようになってしまった。父親との再開もちょっと唐突すぎるのでは?あれだけ待ちつづけたのだから、再開に至るまでに伏線を張っていてもよかったんじゃないかなと思う。 6点(2003-02-21 09:54:23) |
2. マトリックス
難しい世界観を描いている割に観客への理解のさせ方がうまいと思います。描いている世界は怖いですね。自分の生きている世界って本当の世界?というのは誰もが一度は考えた事があるのではないでしょうか?映像を駆使したアクションシーンもくどくなくてカッコ良く楽しめました。 7点(2003-02-12 22:28:41) |
3. マディソン郡の橋
泣かされました・・・これは反則です。ちなみに私は不倫は嫌いです。ラストの子供が納得する所も私は納得できません。が、しかしこの作品は人間の本能に訴えかけてきます。泣くつもりが無くとも人として涙せずにはいられない究極の作品。今まで見たどんな映画とも違う感動を覚えました。 10点(2003-02-12 22:23:42) |
4. 魔女の宅急便(1989)
思わず主人公を応援したくなる作品です。内容としてはまったりとしていますが、それがこの作品の世界では良い雰囲気を醸し出しています。エンディングの「やさしさにつつまれたなら」を聞いていると作品の余韻に浸れます。ほのぼのとしたい時にお勧めですね。 10点(2003-02-12 22:15:14) |