1. ミッドナイト・イン・パリ
《ネタバレ》 ロマンチックでファンタジー。絵画や芸術好きには堪らない映画ではないでしょうか。また1つウディ・アレンの好きな映画が増えました。 [インターネット(字幕)] 9点(2018-04-12 00:47:15) |
2. 三つ数えろ
《ネタバレ》 ハンフリー・ボガートの軽やかな身のこなしと、女優陣の魅惑的な美しさが目を引きました。長セリフがあったり、ジョークがあったりと、飽きさせない演出があります。主役のマーロウは、人間らしい探偵に見えました。 [DVD(字幕)] 5点(2015-02-02 17:50:52) |
3. 未知との遭遇
《ネタバレ》 結局何だったんだろう・・・。神秘体験だ。好奇心旺盛で攫われた男の子がいるが、あれはスピルバーグを投影してるんだろうなと思った。 [インターネット(字幕)] 8点(2013-03-18 21:06:10) |
4. 未知への飛行
《ネタバレ》 怖い映画です。誰しも戦争は怖いものだと思っています。しかし怖いと思わずに、戦争したくてしょうがない人が登場しています。核という、人類がコントールできないくらいの大きな力の恐怖も描かれています。命令系統の複雑さや、制御不可能な機械化人間の行動、そういった恐怖も描かれています。結論から考えると、誰だって戦争なんてしたくないはず。双方でどれだけの犠牲がでるのか考えれば分かることです。しかし、そうは単純にいかないんですね。 [インターネット(字幕)] 6点(2012-12-03 20:04:26) |
5. ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
《ネタバレ》 天才と異常者は、紙一重。凡人から見ると、天才も異常者も、どっちも異常者に見える。要するに、過激な終末思想を夢見るヘンドリクスが異常者に見えるのは勿論だけど、イーサン・ハントもある意味異常者に見える。だって、イーサンってこの仕事で月収いくら貰ってんの?家族と一緒にいることよりも仕事を選ぶ、重度の仕事中毒で、かつ命知らず。異常でしょ。あとは、その人の行動原理に誠実さがあるのか無いのかで、善か悪か見え方が異なるだけ。映画自体は、いつも通りの王道アクションで、ギリギリをクリアしていく見せ場が多くて楽しい。ダッシュしたりパンチしたり、あえて土臭く演出してるんだと思うけど、この躍動感は好きです。 [映画館(字幕)] 7点(2011-12-16 23:07:23)(良:1票) |
6. 未来世紀ブラジル
《ネタバレ》 嗚呼、2時間強のこの時間、一体何だったんだろうか。ブラジルって何だろう。これ、相当ラリってます。テリー・ギリアムの脳汁は、純度が高すぎです。病みつきになって何度も見てしまう恐れを感じる作品。私のような凡人は、首を突っ込まない方が身の為ですね。 [DVD(字幕)] 6点(2010-05-14 23:17:46) |
7. Mr.&Mrs. スミス
《ネタバレ》 もの凄くくだらないんだけど、ここまで来ると1周まわってしまって、見てて楽しくなっちゃいます。突き抜けた痛快さは、中々のもの。夫婦対決で、お互い銃を突きつけるけど「やっぱり撃てない!」ってなって、熱烈キスからギシアンへ。あー馬鹿馬鹿しい。ハイテクを駆使したあの組織は一体何者なんだ?とか、あれからどうなったんだろう?とか疑問はあります。でもこの際、どうでもいいです。アンジェリーナ・ジョリーのフェロモンが、もう画面から匂ってきそうなくらい出てます。もし私が旦那だったら、きっと製造が追いつかないでしょう(何の?) [DVD(字幕)] 7点(2010-03-19 22:45:04) |
8. 耳をすませば(1995)
《ネタバレ》 おはよう・またね・バイバイ・さよなら・おやすみ・・・日常的な挨拶が、妙に心地良く聞こえてくる映画でした。将来への不安や、周りと比較した時の劣等感など、今考えると、中学生くらいの時から影のように常に後ろにつきまとってくるんですよね。それまではただひたすらに楽しんで無邪気に暮してたのにね。聖司がバイオリンを弾き、雫が歌い、そこに3人のおじいさんが加わって音楽を楽しむシーンには、そういった不安や劣等感、また性差や年齢差も無く、ただただ楽しそうでいて、とても好きなシーンです。自分自身を確認し、成長していくピュアな雫を見てると、感動してしまい泣けてくるんですが、でも鑑賞後はスッキリしてて何だか勇気づけられたような感じでした。 [DVD(邦画)] 10点(2009-12-01 19:54:09) |
9. ミリオンダラー・ベイビー
《ネタバレ》 あんなにも暗い結末になるとは思っていなかったので、終盤は見てて辛かった・・・。神は居ないのか?って思ってしまう。どんな境遇であっても、ひたむきに自分の夢を追い続けていたマギー、、、一体彼女の何が悪かったんだろう。ボクシングという生死に関わる危険なスポーツに夢中になったことが悪いのか。フランキーと出会ったことが悪いのか。上へ上へと貪欲に強くなろうとしたことが悪いのか。どれも悪いことだとは思わない。その全ての条件が揃ったことが悪い結果に繋がったのだろうか。作中で「ボクシングは全てが逆なんだ」という言葉が出てくるけど、同じようにフランキー、マギー、エディの人生も逆へ傾いてしまってるのが、せつなすぎる。本当は愛する者と一緒にいたいのに、一緒にいれない・・・。助けてあげたいのに、殺してしまう・・・。皮肉としか言いようがない。 [DVD(字幕)] 7点(2009-08-21 18:14:56) |
10. ミスティック・リバー
《ネタバレ》 難しい映画は苦手!っていう人でも大丈夫。ストーリーの進行に優しさがあるので、この映画なら、おいてけぼりにされません。だからといって中身の薄い映画ではありません。ジメジメした展開だけど、これからどう進展していくのかミステリアスな部分が多く、引き込まれていきます。派手さはほとんど無く地味だけど、ショーン・ペンとケヴィン・ベーコンが最高に良い味を出しています。クリント・イーストウッド監督が作る、本作のような雰囲気の作風はとても好みです。 [DVD(字幕)] 8点(2009-08-11 19:33:54)(良:1票) |
11. ミッドナイト・ラン
《ネタバレ》 中盤くらいからかな、ウォルシュの過去を含め全体像が見えてきてから、抜群に面白くなりました。コメディ色もあるので、結構笑えました。裏切ったり助けたり奪われたり取り返したり・・・このバタバタ感がベタだったりして、それが心地良かったりします。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-24 17:03:56)(良:1票) |
12. Mr.インクレディブル
《ネタバレ》 普通とはちょっと違う目線でヒーローを見ているのが気に入りました。家族揃ってヒーローなのがほのぼのしています。素直に面白いと思える映画です。 [DVD(字幕)] 7点(2009-05-01 21:31:47) |
13. ミスト
《ネタバレ》 霧の向こう側に潜む得体の知れない怪物は一体何なのか?どこから来たのか?その疑問の答えは分からない。テーマは怪物ではなく、暗黒のラストシーンへ向けての人間の心理描写なんですね。やたら宗教かぶれの女性が出てきてから、徐々に狂っていく、、、そして親子の愛情、、、もしやと思ったらスティーブン・キング原作だったんですね。納得です。中途半端に希望を見せず、その世界の恐怖を演出しています。嫌悪感のある悲惨なシーンも要所で出てきます。最近のホラー映画/パニック映画の中ではかなり良く出来てる映画だと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2008-09-26 20:06:13) |
14. 未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~
《ネタバレ》 以心伝心ということわざがあるけど、私はこのことわざが嫌いです。 自分が考えてる気持ちは、何らかの形に変換して相手に表現しないと伝わらないと思っています。 自分がどう思ってるかなんて、正直自分でさえもちゃんと把握するのが難しいのに、それを相手の力量に委ねるのは他力本願の極み。誤解の素です。日常でも、「ここ笑うところだからさぁ~」って言って笑えよって催促する人、あれも大嫌い。感情くらい自分の好きにさせてよっていう。そこが日本人は「個性が無い、YESマンばかりだ」とか言われる原因でしょう。慶太の夢実現を思って自爆テロ発言をする、さやか。客観的には(映画的には)かっこいい粋な計らいだけど、現実ではそれやっちゃダメです。かっこよくも何とも無いです。でもその後もお互いを想う気持ちの強さ、ここはとても素敵。ロマンチック。 慶太はスペインの街並みが良く似合ってました。でも頼りなさげに見えるのは、見た目の問題?それとも演技力の問題?でしょうか。松下奈緒はキャラにバッチリはまっていました。ベタな展開だったけど、逆に見ててホッと安心しました。いいじゃんベタでも。ベタで何が悪い。 泣けるシーン多数、基本前向き。自爆テロさえ真似しなければ、無害な映画です。 [DVD(邦画)] 7点(2008-04-27 23:44:30) |
15. ミザリー
子供の頃見た時、狂った雌ブタにはただならぬ恐怖を感じました。この雌ブタの言っている事は、結構正論だったりして始末に悪い。また、雌ブタに生理的に嫌悪感を抱くよう演出されているところが上手。今にして思うと、ポールが交通事故を起こした原因は、単にスピードの出しすぎや不注意ではなく、アニーが車のブレーキに細工して、わざと事故らせたんじゃないかと思いました。この映画の保安官や、「シャイニング」に出てくるおやじさんとか、「ペット・セメタリー」に出てくる近所のおじいさん等、キングの作品では、唯一救いの力を持つ役柄の死がクライマックスへのスターターになってることが多いですね。しかもみんな人の良さそうな、踊る大捜査線の和久さんスタイルな爺さんばかり。この爺さん達の死が、狂人の恐さを一層際立たせています。 7点(2004-04-27 17:37:46) |
16. 身代金
身代金目的の誘拐で子供を標的にするのは本当に卑劣。ガムテープで口を塞がれ手錠をかけられて監禁されている所を見ると、映画と分かっているが犯人に怒りがこみ上げてくる。子供が親元に戻れた時はホッとして思わず涙が出てしまいました。父親も犯人も頭が良くて、展開が面白かったです。 7点(2003-12-04 17:48:51) |