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プロフィール
コメント数 451
性別 男性
ホームページ http://blog.livedoor.jp/guren_heaven_2
自己紹介 今年のベストは『コーヒー&シガレッツ』。

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1.  Mr.Children in FILM【es】
この映画はMr.Childrenが1995年に行なった、ツアー・アトミックハートとツアー・イノセントワールドを追ったドキュメンタリーである。一つのバンドの映画が造られる、これだけで当時の”ミスチル現象”の凄まじさを感じる事が出来る。  桜井さんはとても素直な人間だ。喜び、つらさ、不信感、Mr.Childrenの曲には彼が感じているものがリアルにつまっている。だから昔の曲から最新の曲までを続けて聴くと、桜井和寿という男の人生をそのまま追う事が出来る。  当時は正にMr.Childrenがセールスや規模の頂点に立っていた時代である。この飽和状態が彼らに虚無感を与え、結果としてその後『深海』というへヴィーな傑作アルバムをリリースさせることになる。言うなれば暗いトンネルの入り口だろうか。 こうして見て驚いたのは、観客の歓声が全て「キャー」なことである。ほぼ全員が女性ファンで、大量のおっかけがついてまわり、まるでアイドルである。こんな状況を見ると、桜井さんが陥っていった暗黒というのが分からなくも無い。  とはいえ、デビューから10年以上たった現在でも日本のトップに君臨するバンドだけあり、Mr.Childrenの曲はどれも素晴らしい。「Dance Dance Dance」や「everybody goes」のエネルギー、「雨のち晴れ」は面白い演出、「innocent world」の大合唱は何回も聴いた曲だけど感動してしまう。 ”音楽は想い出のしおり”という名言があるが、当時の自分を思い出しながら浸る事が出来る。  余談だが、それにしてもMr.ChildrenとU2の共通点は多い。この映画自体はU2の『魂の叫び』だし、ツアー・アトミックハートの大画面を設置したステージはZOO TV TOURを思わせる。アルバム『DISCOVERY』のジャケットが『Joshua Tree』にそっくりだったりと、まぁどっちも大好きな自分には嬉しい事なのだが。
7点(2004-07-30 19:38:08)
2.  ミシシッピー・バーニング
「憎しみを7歳までに教えられた」、ここに真実があるような気がする。人間は決して憎しみ合うために生まれてきたわけではない。自由、とは自分の力で物事を考えることが出来ること。ミシシッピーの子供たちは大人たちに差別という絶対的な価値観を植えつけられ、多くの血が流れ、炎が上がった。例えば現在の北朝鮮の子供達だって、外の世界から隔離された状態で、大人たちに勝手な価値観を植え付けられている。純粋な子供の瞳を憎悪で濁らせないために。「見ていないふりをしていた者にも罪が有る」、この言葉が胸に残る。
7点(2004-03-02 16:47:41)
3.  宮本武蔵完結篇 決闘巌流島
稲垣監督、三船敏郎主演で撮った「宮本武蔵」三部作の完結編。一作目はアカデミー賞外国語映画賞を受賞しているのだが、中々観るチャンスが無い。是非とも観てみたいんだが。 三船武蔵は武蔵というより三船敏郎そのまんま。圧倒的な存在感。どんな役柄だろうがその豪快な台詞と佇まいで観る者を引き付けてしまう、これが映画スターってもんなんだなぁ。演技力じゃねぇんだ、ここまで来ると。 朝日をバックにした巌流島の決闘が印象に残る一本です。
6点(2004-02-11 22:18:45)
4.  宮本武蔵 一乗寺決闘
長い原作を吉岡一門と武蔵の抗争に焦点を絞り、90分にまとめている。よって佐々木小次郎は出てこない。とはいえお通や城太郎と武蔵の関係については一切触れられておらず、原作を読んでいない人にはさっぱりストーリーが理解できないのでは、と思う。まぁそれだけ当時の人々がこの本を読んでいたという事だろうか。 片岡千恵蔵はちょっと丸いし、若くもないし、武蔵のイメージとは違う。清十郎との勝負は霧や光の差し込み具合、緊迫感溢れる画面はふるさとマッチしていて美しい。しかし一乗寺の決闘はチンタラチンタラやっている印象。最大の見せ場の見ごたえが無い。
4点(2004-02-10 08:58:11)
5.  ミスティック・リバー
傑作との誉れが高いこの作品。繊細で緻密、残酷かつ優美な物語。「語らずして語られる」3人の25年間。黄昏どきの空のように淡く、もの悲しく、しかし美しい映像。静かだが胸に響く音楽。そして完璧としか形容し得ない俳優の演技。劇中のどの一瞬を切り取ったとしても「傑作オーラ」がぷんぷんと漂う作品。だがそれゆえに、なんだか自分はひどく疲れてしまったのである。簡単に言ってしまえば大人の映画、ということなのでしょう。 追記:背景が白くて字幕が読み取れない、ということがこの映画に限らずあります。その辺ちゃんと考えてくれよん
6点(2004-01-10 17:59:45)
6.  宮本武蔵 巌流島の決斗
原作を読み終えた時とはまた別の、映画の後味。剣の道をひたすら歩んできた武蔵が、旅の終わりに見たものとはなにか。吉川英治の原作が持つ面白さを損なわず、自らの魂も映画に込めた内田吐夢監督は本当に凄い。
8点(2003-10-15 16:17:10)
7.  宮本武蔵 一乗寺の決斗
武蔵と吉岡一門、戦いの物語である第四部。そして五部作最大のクライマックス、武蔵と73人が戦う一乗寺の決斗は必見。この辺りから、武蔵の影も広がっていく。某大河ドラマを許せなかった人はこちらを。
8点(2003-10-15 16:13:44)
8.  宮本武蔵 二刀流開眼
この後の第四部、第五部を控え、嵐の前の静けさか。それでも五条大橋に続々と武蔵を取り巻く人々が集まるシーンなど、群像劇的な面白さがある。高倉健の佐々木小次郎も初登場。
7点(2003-10-15 16:11:12)
9.  宮本武蔵 般若坂の決斗
五部作、前半最大の山場。草原での立ち回りは迫力あり。刀を腰に差し、強い者を探して日本中を旅する。ロードムービー的な面白さも含まれていて、原作の面白さが存分に味わえます。
8点(2003-10-15 16:08:46)
10.  宮本武蔵(1961)
吉川英治原作の「宮本武蔵」を五部作という壮大なスケールで映画化。第一部ということで、「ロード・オブ・ザ・リング」でいうと旅の仲間が集まるところ。物語はまだまだこれからだが、今後の展開に大いに期待を持たせてくれる立ち上がり。武蔵は声を張り上げ、無鉄砲で荒々しい。
8点(2003-10-15 16:04:18)
11.  M:I-2
全然ミッションがインポッシブルに見えないハントのヒーロー振り、ジョン・ウーの熱さは影を潜めた薄っぺらい人間模様。カッコいいアクションシーンとトム・クルーズだけの映画なのだが、これを中学生当時に見た自分としては最高だった。劇場を出ると気分はトム・クルーズ、早速二丁拳銃を構えて横っ飛びしたくなる。アクション映画にとってヒーローの気分にさせてくれる、というのはかなり大事な事です。
8点(2003-10-14 21:33:59)(良:1票)
12.  壬生義士伝
テンポ良く、とても楽しめた前半。だがラスト30分が全てを台無しにしてしまう。これほど長く無意味なシーンを続けた意図が分からず、ただただ呆然。隣に座っていた客が号泣していたのにはただただ唖然。日本アカデミー賞受賞にはもはや失望。(邦画の現状に対し)
5点(2003-10-13 21:32:11)
010.22%
140.89%
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