1. Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!
飛行機にて鑑賞。偏見かもしれないが、イギリス人の笑いは、誰かが不愉快になっていることが前提になっている気がして、どうも好きになれない。結果オーライなら、それでいいってもんじゃないだろ。そういう意味では、「大迷惑?!」とかってかなりこの邦題はイケてるが、それにしてももう少し、おおらかでハッピーな笑いが欲しい。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2008-01-21 00:46:45) |
2. Mr.&Mrs. スミス
《ネタバレ》 これ、いいなぁ!こんな風に愛を確認できるなんて(現実にはできるわけないが)!お互いの秘密を告白しながらのカーチェイス、こんなシーンは空前絶後だろう。また、散々撃ち合って最後にお互いの顔に銃口を突きつけたとき、先に「俺には撃てないよ」と旦那が折れたとき、「やっぱこういうとこで、ちゃんと先に折れてあげられるのが男なんだな~」と学習。そしてなにより、アンジェリーナの素敵な下唇にくぎ付けの2時間だった。。。 [DVD(字幕)] 8点(2007-02-19 21:16:17)(良:1票) |
3. M:i:III
《ネタバレ》 俺的には一作目の重々しい切り口がお気に入りだったが、二作目がああなった以上、もうその路線でいくしかないのは当然。しかしそれにしても、緻密な作戦など無縁に、個人技と運に頼りきったストーリーはいただけない。だいたいそもそも、最後は「愛のために」って、「ミッション」でも何でも無いじゃん(笑)。でも、ジョン・ウーとはまた違った長回しのアクションシーンはまた面白く、トムちゃんが全力で走りまわる姿が際立って、それはそれで楽しかったかも。あれで43歳とは。。。 [映画館(字幕)] 7点(2006-07-09 02:11:22) |
4. ミュンヘン
《ネタバレ》 「国家を死守しようとするイスラエル人と、国家を熱望するパレスチナ人による、血で血を洗う闘争。」そんな俯瞰的でニュース的な映画ではなく、そこに関わる人たちの目から事件を描いていこうという思いは充分に伝わってくる。そして、闘争の果てにイスラエルを去った主人公の姿を「逃げた」のではなく、積極的に国家を「捨てた」と描いていたことには、この映画をユダヤ系の監督が作っていることを考えれば衝撃的な結末だと言えるかもしれない。ただいかんせん、余計なものが省かれてわかりやすすぎる内容に、「3時間見て、これだけ?」と正直思ってしまった。 [映画館(字幕)] 5点(2006-02-05 14:58:18) |
5. ミリオンダラー・ベイビー
「ミスティック・リバー」同様、クリントの描く人生は死ぬまで罪を背負い続けなければならない、ある種理不尽なもの。でも「ミスティック・・・」で描かれた誰もが流されて生きるストーリーと違い、この映画の登場人物は必死で自分の人生を掴もうとする人たちで、だからこそ生きるということはそういうことなのかもしれないと、この映画を見て素直に思った。決定的瞬間をわざわざスローモーションで大げさに見せる他のスポーツ映画とは違い、淡々と戦いを映し出すボクシングシーンが素晴らしく、またメイン3人の演技も文句のつけようがない。おそらく今年最良の1作。 [映画館(字幕)] 9点(2005-06-01 18:00:09)(良:1票) |
6. ミスティック・リバー
《ネタバレ》 つらいなあ。たとえばデイヴのように何の救いもないまま死んでいく人も、そしてジミーやショーンのように決して放棄することのできない罪を一生背負って生きなければならない人もいるってことは、もう大人だからわかってはいるけど(笑)、それでもこうしてストーリーとして見せられてしまうと、つらすぎる。映画自体はそんなことを感じさせるのには十分な出来だったとは思う。けど、主な登場人物6人ぐらいの心理描写を平行して行おうとしているので、全体としては散漫な印象だった。そして、音楽が変だった・・・。全然映像と合っていない。クリントに才能があるのはわかっている。だからといって、自分で音楽まで担当することないじゃないか! 5点(2004-02-08 12:45:26) |