1. M:I-2
あらら、1より評価は低いとは。私は2の方が好き。スパイ映画としては微妙だが、あまり気にせず観たので、2の方が面白く感じたのかもしれない。ジョン・ウーらしいアクション満載で、スピード感もあったと思う。ストーリー自体はあまり記憶に残るものでは無かったのが勿体無いが、1より好きなのでこの点数で。 7点(2004-02-03 20:02:25) |
2. ミッション:インポッシブル
そこそこ面白い・・が、最後のトンネルの中にヘリコプターはいくらなんでも無理ありすぎて、ちょっと引いてしまった。ありえない設定も、本当にありえないと思ってしまうと、俄然魅力を失ってしまう。ラストの見せ場だっただけに、惜しい。あそこさえ無ければ、もうちょっと点数が高かったと思う。スパイ大作戦は観たことが無いので、比べることは出来ない。でもスパイ大作戦のテーマ曲は演奏したことがあったので、おお~と思った。結構難しい曲だったと思うが、楽しい曲で好き。 6点(2004-02-03 19:57:07) |
3. ミスティック・リバー
エンディングロールでかなり苦悩した。この映画自体、一体何が言いたかったのか、もの凄く考えた。良い映画だったのかそうでないのかさえも、判断つきかねた。考えに考えた挙げ句、パンフレットを買った(笑)。読んでみてやっと、内容の軸が理解できた。(所詮私の理解力なんてそんなものだ・・)一見サスペンスものに見える映画だが、テーマは全然違う所にある。「無邪気さを失った(奪われた)瞬間」「それぞれが背負った傷」「孤独、葛藤、愛情、憎悪、そして深い悲しみ・・」それら全てを飲み込んで流れるミステックリバー・・。人は大きな流れ(運命)に飲み込まれて生きていくしかないのか・・。あの時あんな事が無ければ・・。運命の深い悲しみと残酷さをを描いた作品だと思う。この劇中、一番悲惨だったのはデイブの妻だろう。ラストシーンでのパレードの華やかさと対照的な彼女の悲痛さは、よりこの作品の残酷さを物語っていると思う。この映画の難解な役を見事演じ切った役者達は素晴らしかった。難点を言えば、敢えて映像が焦点を一点に集める撮り方をしてるのか、背景や人の顔がやたらとぼけていて、ちょっと見づらかったのと、個人的には誰にも心を開かない、孤独を背負うベーコンの役をもう少し丁寧に描いて欲しかったなと思う。(パンフ読むまで、よく解らなかった・・)正直、難解な映画だと思う。私は映画通でも何でもないので、この作品を理解するのは大変だった(^^;;。そして色々考え抜いた結果、9点をあげたいと思う。良さを解るには、努力の必要な映画もあると思うし、まあそれもありだと思う。 9点(2004-01-24 20:42:58) |
4. 耳をすませば(1995)
《ネタバレ》 この映画が公開された時、私は主人公と同じ中学3年生。(周りの友人は男女ともこの映画を観に行っていた。)それだけに結構思い入れがある。個人的には原作ファンだったので、聖司君が妙にさわやかボーイになっていたのが気になった。(もっとひねくれ坊主だったはず)あんなさわやかな青少年って今時いないよ・・と当時から思っていた。内容は、似たような事で自分も悩んだことがあるだけに、雫の悩みはとても共感を持って観られた。将来に悩む年頃の子には見せてあげたいと思う。ただラストの結婚はちょっとやりすぎかなあ(笑)。 8点(2004-01-22 21:37:54) |