1. ミラクル・ニール!
《ネタバレ》 凡作。サイモン・ペッグに期待して見たんだが、ストーリーが、ちょっと雑。【ネタバレ注意】面白いところはあるけれど、“全能”で教室を爆破する前に戻せるんだったら、誰に捕まろうと捕まる前に戻せるし、犬に喋るなと言えば済むところをそうしなかったり、ご都合主義というより、一貫性が保たれていないのがイマイチだった。まあ、その力でアッサリ解決できてしまったら、話が成立しないということなのだろうけれど。 [インターネット(字幕)] 6点(2019-10-22 01:00:07) |
2. ミッション:インポッシブル/フォールアウト
《ネタバレ》 いつもの感じ。ミッション・インポッシブルが好きならいいんじゃないだろうか。でも、ここまで評価が高いのは意外。あえて言うなら“バカばっかり”【ネタバレ注意】アクション映画としては楽しめると思うけど、のっけから“絶対に確保しなければならないプルトニウム”をほったらかして二人でルーサー助けに向かうとか、あまりに間抜けな展開で吹いた。「ベンジー!プルトニウム!」って言わないイーサン、バカ丸出しじゃないか。もう少し、普通に“持っていかれる状況”を作り出すことはできたんじゃないだろうか。そして例によって、途中の展開も場当たり的な印象が拭えない。逃げるんなら、もっと目立たないように逃げろよ。逆走したら目立ってしょうがないだろ!たまたま読んだ記事ではクランクインの時点でほとんど脚本ができていなかったそうで、たしかに撮影しながら書き足していったのかな、という感じはある。練られたストーリーという印象はまるでない。そしてまた“身内に犯人”というパターン。もう意外じゃないよね。いい加減、使い古した気がしないんだろうか。 [映画館(字幕)] 6点(2018-08-09 22:41:34) |
3. 未来のミライ
《ネタバレ》 「時をかける少女」≫「サマーウォーズ」≫「おおかみこどもの雨と雪」>「バケモノの子」と作品ごとにつまらなくなっていく細田作品(※個人の感想です)の新作ということで、かなり期待度が低いまま鑑賞。序盤は、「やっぱりな」という印象だったが、元々期待していなかったせいか、最終的な印象は前2作程度。そんなにはひどくない、というか、全体的にたいしたストーリーがない。【ネタバレ注意】くんちゃんが4歳児の声に聞こえないというのは脇に置いても、序盤からツッコミどころは色々ある。そもそも雛飾りを片付けさせたい場面、自分で片付けちゃダメだろ。その後も、場当たり的にタイムリープしてきたり、くんちゃんが過去にタイムリープしたりするんだが、どのエピソードも適当につないだだけ、という気がしてならない。最後になんとなくいい話をもってくるけど、そこで区切りになる理由もわからない。結果として何が残るというわけでもなく、その分腹が立つような話になるわけでもないので、このくらいの評価。 [映画館(邦画)] 5点(2018-07-20 20:12:23)(良:2票) |
4. ミッション:8ミニッツ
《ネタバレ》 良作。面白い映画だけど、「映画通ほど騙される」なんてキャッチコピーじゃなく、ただ「面白い映画」と言ってもらう方がよかった。割と素直なストーリーなので「どんな風に騙されるんだろう」と身構えてしまい、肩すかしを食らった感じ。まさに“騙された”。【ネタバレ注意】まあ、細かいことを考える映画ではないと思うけれど、死ぬ8分前までの情報が記録されているとしても、その状態を元にした「プログラム」が動くのであれば、8分経過した後に“戻る”必要はないはず。そもそも“記録されているもの”は自分の身の回りだけではないし(遠くにいる父親に電話までしている)、最後のキスの後にも仮想世界が動き出している。そして、ここはキスシーンのまま終わってもよかったと思う。脳の一部が“生きている”からこそ仮想世界の意味があったのに、そこからさらなる飛躍を起こすことになってしまった。そもそも、本来なら「死なせず、記憶も消さず、仮想世界の中で(彼女と共に過ごすために)生かし続けてくれ」と思うんじゃないだろうか。 [映画館(字幕)] 8点(2011-11-24 22:51:41) |
5. Mr.&Mrs. スミス
《ネタバレ》 凡作。なんじゃこりゃ。【ネタバレ注意】冒頭の設定から、思った通りの展開にしかならない。二人の主役がいて、まともな映画作りがされているから、見るに堪える作品にとどまっているけれど、面白みが何もない。最後の戦闘シーンなんか、小屋の中で準備させている間にバズーカもってるなら撃っちまえよ、と思ってしまう。時間つぶしに、あまり考えもなしに楽しむ程度の映画。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-05-10 14:37:04) |
6. ミルク(アメリカ映画)
《ネタバレ》 濃い映画。ほとんど予備知識なく見たので、ちょっと面食らった。もともとハーヴェイ・ミルクを知らなかったが、ストーリーは、いかにも“アメリカらしい”。史実に基づいているため、あっと驚くような展開はないが、うまく構成されているので最後まで飽きずに見られる。ショーン・ペンにしても、ジェームズ・フランコにしても、ゲイの人々や当時の映像をよく研究したんだろうと思うが、凄い。ただ、からみのシーンが多めなのはちょっとどうか。そんなにふんだんに取り入れなくても十分に伝わっているのではないかという気はする。 [DVD(字幕)] 6点(2010-05-25 10:46:11) |
7. ミラーズ(2008)
《ネタバレ》 点数はちょっとおまけ。まあ、オーソドックスなB級ホラーだと思えば楽しめると思う。しかし、ホラーの定番とはいえ、突然大きな音を出して驚かす、の繰り返しは今時どうだろう。【ネタバレ注意】途中で元同僚らしき人が出てくるが、なんであんなに喜んで喋るんだ。何か関係しているのかと思ったぞ。あとかなり異変があった翌日に普通に出勤しているのはどうか。むしろ一晩の出来事にまとめてしまうか、出勤しないでも追いかけられるという設定の方がよかった気がする。おばあさんの強制連れ出しも救いがないという点で疑問。もう少し、自然な展開を考えてほしかった。【さらにネタバレ】おまけの点数はラストシーンによる。ともすれば誘拐殺人という形になりそうなところを、スマートにまとめている。ただ、ああなった場合、左右の感覚も含め、全部逆になるんじゃないのかな。反対に見えるのは、元の世界から見るからでしょ(←なんてことを言ってちゃ映画にならないけど)。 [映画館(字幕)] 6点(2009-01-08 02:13:47) |
8. ミュンヘン
《ネタバレ》 あまり当時の背景を知らないので、分かりにくい部分はあったのだが、それを差し引いても映画としてよくできていると思う。そのうえで、非常に個人的な印象を付け加えるならば、どうもスピルバーグの映画は技巧的になりすぎて、かえって興ざめしてしまうことがある。【ネタバレ】たとえば、女暗殺者を殺す場面などで(ほんとうに血を流しているわけではないので)どうやっているんだろう、と思ってしまい、ふと話の流れから気持ちが離れてしまう。そうした技巧を凝らさない方が、実は物語に入り込めるのではないだろうか。 [DVD(字幕)] 7点(2008-12-25 22:24:45) |
9. ミスト
《ネタバレ》 宗教おばさんが半主役なのだとは思わなかった。恐怖につつまれる中で、あんなに喋り続けられたら、たしかに盲信してしまう人はいるかもしれない。が、それを話の中心にもってこられると辛いなあ。ああなる前に何とでも対処しようはあった気がするのだが。ニューヨークの弁護士は、あっさりいなくなってしまった。それにしても最後、なんでいきなり心中しちゃうのさ。「怪物に殺させないで」って、「その前に殺してね」という意味じゃないだろう。最後まで守ってくれって話じゃなかったのか。 [DVD(字幕)] 6点(2008-09-17 03:44:49) |
10. ミセス・ダウト
《ネタバレ》 ロビン・ウィリアムスだからこそ、という映画なんでしょうね。家政婦に変装した“彼”こそが理想的な父親の役割を果たすという皮肉を、うまく笑いで消化しています。ただ、“ブリッジズ”での変装切り替えなど、ちょっと展開が“ありえなさすぎ”。ピアス・ブロスナンは、ただただかわいそう。最後にヨリが戻りきらないところはよかった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-03-23 23:38:08) |
11. ミスター・ルーキー
なんだこれ、という映画。設定は面白いと思ったが、橋爪功が「さすが役者」と思う程度で、主役の長嶋一茂がまるでダメ。脚本も演出もひどい。 [地上波(邦画)] 1点(2008-01-11 21:13:30) |