1. 壬生義士伝
近年の時代劇の中でも珠玉の出来映え。中井貴一や佐藤浩市ら役者陣の魅力が十二分に発揮されている上に、迫力のある殺陣や回顧録という体をなしたわかりやすい展開は、まさにエンターテインメントと呼ぶに相応しい。後半の几帳な語りさえ無ければ満点だったのに惜しい。「おもさげなかんす」は名台詞だと思う。 [DVD(邦画)] 8点(2008-05-03 12:31:31) |
2. 未知との遭遇
「2001年宇宙の旅」と同じく“感じる”映画ではないだろうか。物語前半の難解さを後半の幻想的な映像で一気にぶっ壊してくれる。同時に観客をストーリーの進行から置いてけぼりにしてしまうのもまた事実だが。ストーリーの解釈云々よりも映像で魅せる作品。 [DVD(吹替)] 6点(2008-05-03 12:28:26)(良:1票) |
3. ミッドナイトイーグル
「亡国のイージス」と「ホワイトアウト」を足して2で割ったような作品。政府の対策本部の風景だとか、「亡国の~」と同じ脚本家だからか類似性がかなり感じられた。本格軍事アクションと銘打ってはいるが、全体的にこじんまりとした印象で、最もカタルシスを感じさせるのが、航空自衛隊の迎撃機の出撃シーンというのも、この手の作品としては消化不良だと思う。実際、某国工作員と主人公たちのガン・アクションはリアリティを追求したのかもしれないが、いまひとつ迫力に欠ける。肝心の人間描写もイマイチで、登場人物たちの感情描写があまり無いのが致命的だ。しかし、それを補うようにして役者の演技がかなり目を見張るようなものであったのが良かったと思う。後から考えて見ればお世辞にも完成度は高いとは言えなかったが、作品自体の雰囲気作りは功を奏しており、ラストにかけての物語の盛り上げ方は、なかなか心に響くものであった。決してハッピーエンドではないけれど、見終わった後、悪い気分にはならずに清々しいものさえ感じてしまった。そして、ミスキャストだと感じていた藤竜也の総理も、ラスト近くの台詞で総理に見えてしまった。脚本はいまひとつだが、作品そのものの雰囲気は評価できる。そんな作品だった。 [映画館(邦画)] 7点(2008-01-02 00:30:21) |
4. Mr.&Mrs. スミス
何にも考えずにアクションシーンを楽しめばイイんじゃない?ぐらいな内容。楽しめたけど、もう一回見ることはないかなぁ。。。 [映画館(吹替)] 7点(2007-07-12 23:54:00) |
5. ミセス・ダウト
こいつは最高!ロビン・ウィリアムズの魅力が遺憾なく発揮されている作品であり、笑えるシーンも満載で、何回見ても飽きない展開好き。ラストの爽快感は抜群の作品。 [地上波(吹替)] 9点(2007-06-26 00:48:35) |
6. ミクロキッズ
最近見返す機会に恵まれないんだが、子供の頃大好きだった記憶のある作品。「芝刈り機」「コーンフレーク」の二つのキーワードが、幼い脳裏に強烈なインパクトを残している。 [DVD(吹替)] 8点(2007-05-24 00:54:12) |
7. ミッション:インポッシブル
ちょっと期待しすぎちゃったかな。あの有名なテーマソングは高揚感抜群で好きだけど、内容がイマイチ…。アクションシーンはそこそこ楽しめたが、内容の難解さが私にはさっぱり理解できず、ラストのどんでん返しもいまひとつ理解できなかった。もう一度見てみればわかるかもしれないが、その元気は無い。まぁ、アクション映画としては普通に楽しめる出来で、悪くはないとは思うんだけど。 [DVD(吹替)] 6点(2007-05-24 00:49:51) |
8. みんなのいえ
結構期待してたんだけど、ちょっと期待はずれかな。もう少し笑えるシーンがあるのかと思ったけど、邦画特有の退屈感を残念ながら感じてしまった。出来自体は悪くはないんだけどなぁ……。カメオ出演者が豪華なのは好印象。 [地上波(邦画)] 5点(2007-05-17 19:28:17) |