1. ミリオンダラー・ベイビー
《ネタバレ》 リアルタイムで見たときは「え? なんで…」って疑問が残ったけど、主人公が相談した神父でさえ、ありきたりな答えしか言えなかった状況を、そこまで決断した心境は今見直すと理解できたりします。 「モ・クシュラは『愛する人よ、お前は私の血』」と伝えた時の彼女の微笑みが心に残りました。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2016-06-24 20:10:22) |
2. ミスティック・リバー
昔観たけど、どんな映画か忘れてしまい、ちょうど放送されていたので二度目の観賞となりました。う~ん…。終わってしまえばシンプルなストーリーなのですが、ショーン・ペンのとりまきの二人とか、余計な登場人物が多く、観ていて疲れが出てきます。如何にもイーストウッドらしい、はっきりさせないエンディングが観ているこちらに印象を薄らげているように思います。 2016年7月、3度目の鑑賞。ティム・ロビンスが可哀想。子供の頃のトラウマをひきづる心境、感情移入してしまいます。 彼の吸血鬼を思い浮かべるシーンが胸を打たれます。 過去にレビューしたのも忘れていましたが、いい映画だったと思います。 今回6点から7点に上げました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-03 02:02:30) |
3. ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
CMでアメリカバージョンが頻繁に流れていたので、オリジナル3部作一気に観賞しました。本作2時間半は観ていて長くは感じませんでした。1作目が一番面白いです。この1枚で、つまらないと思った方は2作目との繋がりはないのでやめたほうがいいかと思います。因みに2作目と3作目は繋がっています。 [DVD(吹替)] 7点(2012-02-13 08:11:04)(良:1票) |
4. M:i:III
特集番組として連続して、このシリーズの放送を見たのですが、疲れが溜まったせいか、一番印象が薄かったです。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-07-19 12:34:23) |
5. M:I-2
元々期待はしていなかったので、それなりに楽しめました。 途中眠くなったけどね。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-07-19 12:32:08) |
6. ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
本当に「可もなく不可もなく」ってトコロです。2作目を見てしまった人は必ず観なくてはならない感じです。主人公のミステリアスなイメージが全くなくなって、そればかりか、ずいぶん小柄な印象を受けました。タイトルの意味が全く分かりません。どういった観客層をターゲットにしているのか?まるで「ビバリーヒルズ青春白書」を見ているような気分になりました。 観ていて時間を感じさせないところはいいと思います。 [DVD(吹替)] 5点(2012-02-13 08:20:57) |
7. ミレニアム2 火と戯れる女
《ネタバレ》 1作目から3作目までを一気に観賞したのですが本作はもう既に半分忘れてしまいました。主軸になるものがはっきりとしないためタトゥーの女がメインに感じられないのが残念です。ラストで悪人を一人だけ生かしておいての3作目は、ちょっとズルい気がします。 [DVD(吹替)] 5点(2012-02-13 08:15:59)(良:1票) |
8. ミラーズ(2008)
「ラストシーン予測的中率0パーセント」のキャッチコピーは笑えたし、ものすごく興味を注がれた。「フライトプラン」以来だ。 吹き替えで観たせいもあってか、キーファー・サザーランドはジャック・バウワーそのまんまだった。……すぐキレるし、やることが強引だし。 確かに、キーファーは、このキャラクターだと観てる側には安心出来るが、そのうちマンネリ化の恐れもある。 ストーリーは淡々と進行していくが、必然的なものがないので、製作側が好き勝手に作ったラストは予測しようがない。 テンポはいいので、110分という上映時間は意外とあっという間だった。 時間に余裕があって、何も考えたくない映画を求めている人にはお勧め。 [DVD(吹替)] 5点(2009-09-03 08:40:18) |
9. ミスト
《ネタバレ》 最近は、パニックなのかモンスターなのか、ジャケット見ただけじゃわからない作品がけっこう多い。 いかにもスティーブンキングらしいB級映画だった。 今まで似たような作品が幾つ作られたのだろう、もはやタイトルすら思い出せない。 スティーブンキングのパニックホラーの売りはキャラクターの並べ方だと思う。 今回は、家族愛を大切にするポスターのデザイナー、現実的な目でしか物事を判断できない弁護士、全ては神様の思し召しという宗教かぶれのおばちゃんを対立させていくのが狙いだろうが、なんだかベタベタでストレスを感じた。 主人公と弁護士のやりとりは、まるでドリフのコントのようだ。「隊長~、あそこ、あそこにお化けが~」「何言ってる。そんなのいるわけないだろう!」って……この手の映画っていつもこうだ。 そして、「コイツは絶対死ぬ!」と思わせるキャラクターは必ず死ぬ。(まあ、死んでくれないと、よけいイラつくけど……) こういうジャンルの映画って、閉鎖された場所で恐怖心を仰いだ後、主人公は必ずそこから脱出して展開を変えていくが、この映画、その後のオチはちょっとガッカリ……。 町自体は、これで平和になったってこと? あんなデカイ怪物、戦車数台で倒せるなら、もっと早く解決できただろうに。 主人公と敵が最後に対決しないのは、物語の作り方自体に問題があるのではないかと思う。そういった点が、キング作品が批判を浴びているところだと思う。 でも鑑賞して、アッという間に終わったような気がする。 面白かったって事かな? そう! いかにも肉食のアメリカ人らしい、他人をさしおいても自分だけは助かろうというする精神は痛いくらい伝わってきた。 これと似た作品で、ジョン・カーペンター監督の「フォッグ」がある。 [DVD(吹替)] 5点(2008-12-11 17:46:02) |
10. みんなのいえ
《ネタバレ》 「ラヂオの時間」を観て期待しすぎたせいか、最後まで全く笑うことなくエンドロールが流れてしまった。 唐沢と田中邦衛の二人に違和感はなかったが、他の役者、否、タレント陣、とくにスポンサーが放送局だからといって、チャラチャラした局アナを使うなんて、本気で映画を作っているのかと怒りが浸透してくる。 俳優業に命を掛けている人たちに失礼だと思わないのか?! チョコチョコ、「友情」とか「特別」とかいって、タレントが出てくるのも不愉快極まりない。 これは、まだ三谷監督にそれを規制する力がなかったせいなのか……。 テレビ局が一押しで宣伝する映画って本当に嫌いだ。 映画は広告じゃない!! 映画を馬鹿にするな!!!!! [DVD(邦画)] 2点(2009-08-24 22:48:22) |
11. みなさん、さようなら(2003)
《ネタバレ》 冒頭で「我が娘に(捧げる)」みたいなテロップが入っていたが、それなら娘だけに鑑賞させればいいのにって思った。 登場人物は、末期癌で死を迎えようとする父と、それを見送る善良な知人たち。しかし、どうしてお父さんがここまで慕われているのか全く伝わってこない。人間ドラマがない。ただひたすら会話だけが続く。フェイドアウトの多用がストレスを感じた。 監督が癌なのかな…? 正直、よく賞なんか取れたなって疑問に思う。 観客を無視して作った独りよがりの映画としか言いようがない。 邦題のタイトルはおかしいと思う。物語はお父さんの死後の人物を描いて終わるのだから、タイトルは「おとうさん、さようなら」ではないだろうか? [DVD(吹替)] 2点(2009-01-27 08:21:03) |