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1.  未知への飛行
奇しくも製作年が同じでテーマも酷似している「博士の異常な愛情」と比較されがちだが、こちらは電話のやりとりによるサスペンスで占められており、ほとんど室内劇といって良いほど。なので地味な印象はぬぐいきれない。米大統領がとった苦渋の決断は、いくら大統領でもその権限はないんじゃない?と思ってしまった。真面目なつくりで緊迫感はあるが、娯楽性は劣ってしまう。
[DVD(字幕)] 5点(2010-09-22 01:54:56)
2.  ミンボーの女 《ネタバレ》 
暴力団のゆすりの手口の数々とそれにどう対処すべきかを娯楽性豊かに描いた痛快作。キャスティングが絶妙で、とりわけ支配人を駆けゴルフに誘いスキャンダルの罠を仕掛ける伊東四郎が印象的。監督の伊丹十三が襲撃されるほど暴力団を本気で怒らせたヤバくてためにもなる作品。伊丹十三監督作の中でも最も好き。
[地上波(邦画)] 8点(2010-09-18 16:41:29)
3.  Mr.インクレディブル
予告編にBGMで「女王陛下の007」が流れていただけで、「これは見なくては」と直感した。正義のヒーローが以外と肩身の狭い思いをしているところがユニーク。アニメーションで見せるアクションなんて・・・と思っていたが、なかなかのスピード感と躍動感でした。ラストは飛躍し過ぎている感はあるものの、単純に楽しめる作品。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-14 21:57:54)
4.  ミザリー
世に「はまり役」は数々あれど、キャシー・ベイツのアニーほどのはまり役は、そうざらにはいないのでは。怒らせたら怖い女は少なくないが、ジェームズ・カーンのような大男を雪の中から救出できそうなタフなおばさんなんてなかなかいない。「怖い」と「痛い」を兼ね備えた、シリアスホラーの傑作。
[ビデオ(字幕)] 6点(2010-08-17 22:45:40)
5.  ミッドナイトクロス 《ネタバレ》 
ブライアン・デ・パルマの作品の中で一番好き。連続写真と偶然録音していた音をシンクロさせて映像を再現するアイデアが素晴らしい。哀しい結末に上がる打ちあげ花火が印象的。
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-08-09 23:45:38)
6.  ミッション:インポッシブル 《ネタバレ》 
人間が落下する時の動作の反応として、地上すれすれで水平大の字の姿勢はあり得ないと思う。
[DVD(字幕)] 5点(2010-08-05 22:52:24)
7.  乱れ雲 《ネタバレ》 
舞台を青森へ移してから、どうも女将を演じる女優が知っている人のはずだけど誰だったか想い出せなかった。そうか森光子!この人を映画で見るのはたぶん初めて。どじょうすくいの芸をしたりして、このころからこういうキャラだったんですね。加山雄三が本音をぶつけてから、司葉子のわだかまりが氷解していく心境の変化のとらえ方は、さすが成瀬巳喜男の手腕だと思います。ラストは予想したほどは乱れませんでした。
[DVD(邦画)] 6点(2010-08-05 22:43:21)
8.  ミクロの決死圏
なんといっても発想が素晴らしい。ハサミを落した音の影響、白血球の恐怖、「涙」の脱出・・・SF映画史上でも独特の面白さを持つ傑作。
[地上波(吹替)] 7点(2010-07-25 12:20:00)
9.  道(1954) 《ネタバレ》 
フェリー二の言わずと知れた名作。 頭は弱いが、人間としての正しい道を失わず病んでしまったジェルソミーナ。 ジェルソミーナのメロディーを口ずさんでいた女性から聞くその後の消息に涙です。
[DVD(字幕)] 7点(2010-07-21 22:40:02)
10.  見知らぬ乗客 《ネタバレ》 
あの場面で発砲して誤射してしまう刑事は重罪。せっかくメリーゴーランドを止めに行ったのに結果は大惨事。ツッコミどころは多々あるものの、ヒッチコックにしては面白い作品。
[DVD(字幕)] 6点(2010-07-20 21:31:59)
11.  乱れる
ストーリーはただのメロドラマなのに、この作品にはとても惹きつけられる何かがある。それが何なのかは自分でもよくわからない。強いて言えば、幸司の一途な気持ちと、礼子の揺れ動く女心が痛いほど伝わってくるからなのかもしれません。フランス映画を思わせるようなラストが印象的。
[DVD(邦画)] 9点(2010-07-17 11:08:51)
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