1. ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
《ネタバレ》 ティム・バートン作品を見るのは4つ目ですが、今までの中では一番低い評価になりました。 「孤島にある屋敷」という設定は個人的にたまらなくゾクゾクしますし、肝心の奇妙な子どもたちもキャラが立っていて面白い。 タイムループ&謎解きミステリを同時に楽しめ、この映画はどんな着地をするんだろうと期待していたのも束の間、後半からのアクションバトルシーンが急に幼稚になって耐えれなくて・・・。主役とヒロインの恋愛も大して盛り上がりもせず、取ってつけたような薄さで不完全燃焼でした。 [インターネット(吹替)] 5点(2017-10-24 19:19:05) |
2. Mr.インクレディブル
《ネタバレ》 スーパーヒーローを辞め会社員に戻ったインクレディブルが、内心戻りたくてウズウズしているさまが伝わってきて、心情としては共感しやすい。 彼の妻や子にもスキルがあり、インクレディブルを救うために結束するのは王道の展開ながら見応えあり。特に、息子のダッシュが攻撃の手から逃れながら森を駆け抜けるシーンは爽快で笑みがこぼれてくる。 難を言うと、敵の親玉であるシンドロームがインクレディブルに向ける憎悪の動機がやや薄く、正直「そこまでするか?」と思ってしまった。 [DVD(字幕)] 6点(2017-08-29 18:40:09) |
3. ミスティック・リバー
《ネタバレ》 人間の汚さというか、世の中の不条理を叩きつけてくる。 雰囲気が落ち着いた正統派の推理モノは頭を使うし、片時も目が離せない。物語が進むにつれ、真の犯人像を考えすぎてしまって結局間違えてしまい、結局最初の自分の直感が正しかったというパターンで楽しめた。 幼馴染3人の役柄も完全に板についている感じで、特にティム・ロビンスの弱々しくも狂気を感じさせる感はすごく自然で良かった。 [DVD(字幕)] 7点(2017-08-13 19:59:53) |
4. ミッドナイト・イン・パリ
《ネタバレ》 ユーモア溢れる作風で楽しんで鑑賞した。 夜12時すぎのバンが迎えに来て、名だたる芸術家たちと交流を深めていく様子は気取らない温かさ を感じた。シューレアリスムのダリや、フィッツジェラルド婦人など個性的なキャラが特に印象的。あと、どの時代にもノスタルジーを抱える人々が存在するのだなあ、と変に安心する。 決してパリの美しさや魅力のみに焦点をあてるのではなく、そこでの主人公の生き方(人生の決断)が描かれているから見やすい。婚約中に婚約破棄する清々しい彼、不思議と嫌悪感は覚えず。婚約者との小さな価値観の一致で妥協していた彼がパリで別の人との大きな価値観の一致を見つけた、十分なハッピーエンド。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-02-09 02:27:38) |
5. ミニオンズ
《ネタバレ》 ミニオンズ=仕える悪党を探しているという設定が斬新で着眼点がいい。最初は、見た目も声も個性的だから親近感すら沸かなく、退屈だろうなと思っていたが、見終わった後には愛らしいと思える不思議。随所に散りばめられたユーモアのセンスがよく、軽快に笑える。ミニオンたちの話す言葉が敢えて訳されていない点は評価したい。鑑賞者に推測の余地を与えてくれている。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-01-27 23:08:41)(良:1票) |
6. ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
《ネタバレ》 序盤の飛行機潜入,オペラハウスでの緊張感ある暗殺攻防戦,シンジケートのボスであるソロモン・レーンの冷徹さ,モーターバイクチェイスがとりわけ印象に残る。今回も多様なミッションがあったが,メインとなるのはデータ抜き取りのために潜水したシーンだろうか。やはり1作目とどうしても比較してしまって見劣りするというかインパクトに欠ける。女性重要キャラクターであるイルサもパっとしないから記憶に残らない。他人になりすませるフェイスマスクも万能すぎて,ミッションの泥臭さがない。 [映画館(字幕)] 5点(2015-08-15 02:57:38) |
7. ミッション:8ミニッツ
《ネタバレ》 まず冒頭の列車が走る鉄道映像の綺麗さ。完全に映画の世界観に入ってしまった。 犯人が判明した時は、若干の小物臭にがっかりした。 しかし、犯人のメンタリティが露わになるにつれてそのクレイジーさが浮き彫りになって、がっかりから納得に変わった。 個人的にはコメディアンが観客を笑わせる最後の静止画で終わっていれば、冗長さがなくなりよかったかな。 [DVD(字幕)] 9点(2014-11-30 16:59:20) |