2. 道(1954)
甘美なテーマ曲やストーリー、俳優のキャラクターも印象深く記憶に残るので割と好きな作品。 ただ、結構単純な話であるのに、いかにも深いテーマ性があるように語られる風潮はいかがなものだろうか。 深くはあるのだがそれはあくまで考察すればの話で、世界中で広く受け入れられているこの作品の良さは、もっと表層に表れているはずだ。 つまりこの映画が分かる分からないと言った話は、この作品全体を包むもの悲しさに心地良さを覚えるかどうか、といったことに集約されるように思う。 要は、何か分からんが雰囲気が良い、ということである。 [DVD(字幕)] 7点(2014-12-01 00:27:11) |