1. ムカデ人間
《ネタバレ》 ムカデ人間とは、ある人間のお尻に別の人間の口まわりを縫い付け、そのお尻に、さらに別の人間の口まわりを縫い付け、足の一部を手術し、四つん這いでしか歩けないよう魔改造された人間たちのことです。もちろん、縫い付けただけなので、ムカデ人間とは言っても、犠牲になった人間は普通の人間の意識があり、たまったもんじゃないです。特に、先頭以外は、ウンコしか食べれないので、地獄であります。この映画は、狂った博士がムカデ人間を作るために、一般人を麻酔とかで捕らえて、手術をするといった内容なのですが、ギャグでもなんでなく、普通のホラーとして作ってあります。しかも、ムカデ人間の先頭になる男は、日本人で、関西人のチンピラで、普通に大阪弁でまくしたて、それが逆にリアルで、他の役者たちの演技もそれなりに真に迫っていて、確かに、ムカデ人間のお姿はある意味、滑稽なんだけど、僕の心の中では笑いよりもエグサが勝ってしまい、とゆーことは?そう、えげつないホラーでした。だから、途中、視聴に耐えれない気分が押し寄せてきました。特に手術のくだりと、その後のムカデ人間にされてからの彼らの境遇は、ある程度、これは作り物なんだと、何度も自分に言い聞かせました。関西人の男がスマンとウンコをしてしまった時の後ろの女性の表情とか、もー観てらんなかったです。だもんで、0点しか思いつかない完全なる変態ホラーでありました。 [インターネット(字幕)] 0点(2022-04-08 00:02:11) |
2. MOON44
ミニチュアを使った特撮が結構雰囲気を出している。舞台としてはエイリアンの雰囲気に近い。でっかくジャンクパーツのよせあつめ的な宇宙船とか、機械むきだしで工場の内部のよーな基地(ムーン44)の内部とか。ただ、せっかくいい雰囲気の舞台なのに話があまりおもしろくないのが残念。敵の内通者をそうそうに観客にわからせるので、展開が遅く感じるし、基地に運ばれた囚人達と基地で働く青年達のゴタゴタを長くひっぱって、SF的な要素のあまりない人間ドラマパートが長すぎるし。ラスト近くでようやく敵の宇宙船があらわれ戦闘機どうしの戦闘シーンなんかで盛り上げようとするがが、短いし、あまりもえない。 [ビデオ(字幕)] 3点(2008-11-01 15:54:30) |
3. ムーンフェイス
マスターズ・オブ・ホラーの一品。異常な殺人鬼ムーンフェイスとヒロインが森で追いかけっこするってーのが内容です。クライモリにちょっと設定が似てます。まー、こっちは1対1の攻防ですけど。笑っちゃうのは、ヒロインの元旦那。回想シーンで登場するんですけど、これが相手を自分の趣味に思いっきり引き込むことに夢中なド変態でして。しかも軍事オタク。最初は普通やねんけどね。銃の撃ち方から、ナイフの扱い、しいては自分を倒すまで、嫁を調教する始末。必死で、俺を倒してみろ!お前ならできる!って嫁をけしかける。嫁は普通に結婚生活送りたかっただけなのにね~。ところがこれが、殺人鬼との対決で役に立ってしまうとゆう展開が皮肉っぽくてよいですわ~。エグサは意外と抑え目なんだけど、一応ヒネリなんかもあって、1時間なんでサクッと観れて普通に暇つぶしにはなります。でももっとエグくドキドキする展開があればよかったんやけどね~。 [DVD(字幕)] 5点(2007-03-07 20:32:59) |
4. ムーンライト・ジェリーフィッシュ
《ネタバレ》 藤原竜也は特に声がいいわ。昔、芝居の舞台でマジカで観たけど、ほんまかっちょえー。ってな話はどーでもよくて、この映画は、太陽にあたると火傷をする知恵遅れの弟と二人で暮らしていたやくざの兄がとある看護士との出会いにより明日にかすかな希望を見出そうとするって内容やねん。深夜放送でたまたまやっていたんやけど、ちょっと観ただけで引き込まれてもーて、そのままこの映画の世界に浸ってもーた。水の一滴とか花火を写す瞳とか所々幻想的な映像、いつでも壊れそうな危うい雰囲気、爽やかなんだけどせつない登場人物達、淡々としてるけど張り詰めた空気、観たのが深夜ってのもあるけど映画の雰囲気と俺の精神状態が非常にマッチしてもーて、気がついたら泣いてたわ。夜のクラゲにやられてもーたわ。ただ映画全体を観て好き嫌いは絶対ある。どっか現実よりなんよね~。不器用な奴は結局バカをみさせられる、この社会。ってのを極端に描いてるから。そーならんように現実に頑張ってる人もいるんやけどね。明日は明るい日と書く、だから結末はどーあれ希望を持って明るく生きたいなー。ってのを観終わってシミジミ思った。 [地上波(字幕)] 10点(2005-12-27 15:01:43) |
5. MUSA-武士-
戦闘シーンは人が飛ばないものの迫力はあってん。全体的に「ヘブン&アース」よりは大作な感じで集中して観れたんやけど、やっぱ脚本がね。↓の北狐さんも書いておられることに、ほぼ同感です。それに最後の方は、ちょっとダラダラしすぎな感じで、もう早く決着つけてくれよ~って思って観てしまった。一回でケリつけろよな~って。人間ドラマを深めるためか、引き伸ばしすぎでした。役者はかっこよいし、チャン・ツィイーも魅力的やったし、それだけに、俺の中ではおしい作品やったかな。 5点(2004-09-15 14:04:09) |
6. ムーラン(1998)
若い頃、好きな子と「美女と野獣」観に行って、周りカップルばっかりで映画終わった後、周りがみんな抱き合ったりしてて、ウブやったからそれでめちゃくちゃ動揺してもーて、気まずいおもいしたことあって、それがトラウマで、以降ディズニーアニメはあんまり好きやない(泣)でもこれだけは別。連れがおもろいからってゆーから観てみたが、おもろい。特にムーシュー。日本語吹き替えで観たけどそれがよかった。ムーシュー、お前はほんまえーやっちゃな。 10点(2004-03-15 22:46:38)(笑:1票) |