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1.  室井慎次 生き続ける者 《ネタバレ》 
結局、踊らないまま捜査が終了してしまった。往年の湾岸署員の活躍も無く、民間人の室井さんの取調室での世間話程度で、何故かあっさり犯人が自供しちゃうとかありえん。(手抜き) 制作側は捜査とか犯人とかには興味が無かったみたいなので、じゃあ初めから(前編で)思わせぶりな展開は止めてほしい。前編でのモヤモヤが晴れると期待していたが、後編の肩透かしでこの作品自体が見たかったものではない(期待したものではない)と分かり、騙された感じしか残らなかった。『踊る大捜査線』再始動!!じゃなかったのか? 室井さん、最後は犬を探して雪山で遭難して死ぬとか、あり得ないよ。あの頃、盛り上がった『踊る大捜査線』の世界を台無しにされた。 TVドラマがヒットしたら映画化して失敗するパターンが良くあるが、今回のように、映画化でTVドラマのその後を描いて失敗するケースも多い。今回はその両方で最悪だったうえ、おまけに前後編の2本立てだから更にタチが悪い。 今後、本家『踊る大捜査線』の再放送や、本家の劇場版を見るたびに、「ああ、この室井さんはカッコいいこと言ってるけど、結局は青島との約束を果たせずくさって警察早期退職して、最後は犬探しに行って遭難して死ぬんだよなー。残念なキャラだなあ。」とか、 「ああ、このすみれさんは撃たれた傷の後遺症で警察止めて今も苦しんでるとか、悲惨・・・」とか、「ああ、青島は何か中途半端に年齢重ねてるみたいだし・・・」とか、今は楽しそうだけど、最後はみんな悲惨でさみしいなあ・・・と思ってしまうんだろうなあ。 過去の遺産の食いつぶしでしかない今回の作品、いくらTV局から生まれたキャラだからと言って、ここまでの世界観を持った作品のキャラは、TV局の勝手で生かしたり殺したりして良いのだろうか。人の人生をもてあそぶなと言いたい。
[映画館(邦画)] 3点(2024-11-25 15:23:51)《新規》
2.  室井慎次 敗れざる者 《ネタバレ》 
長いプロローグ・前編・事件編・種まき、から次回、本編、後編、解決編、回収へ・・・。 今回一切事件については何も進展していないので、次回も見なければモヤモヤが晴れない。  警察組織の中で青島との約束を守れなかったのは仕方ない・・・が、退職時に青島に会わずに居なくなるのは室井さんらしくない。 あと、敵役の官僚の皆さんの行方だけでなく、すみれさんや係長、スリーアミーゴのその後も知りたかった。  余談ですが、「敗れざる者」を観に行っている劇場で、本編上映前に「敗れざる者」の劇場予告(今まで観ていたやつよりも超長め)を流すのはやめてもらいたい。事前情報を極力入れないようにしていたのに・・・これってTV局のやり口だよね。本当にどうかしてる。
[映画館(邦画)] 6点(2024-10-11 22:23:10)
3.  MW-ムウ- 《ネタバレ》 
面白かった。狂言誘拐した女の射殺とか、女記者が安易に助かったりせずに殺されるところなど、結城の非情さを中途半端にせずに描いたところが評価できる。ただ、原作とは違う結城と賀来の人間関係から、結城がそこまで賀来を信用するのが気なった。手塚治虫の原作とは大きく違うけどまあいいんじゃないかな。
[映画館(邦画)] 6点(2009-07-20 21:08:45)
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