1. ムーラン(1998)
有色人種の歴史に題材をとった点で、ムーランとポカホンタスに関しては、ディズニーなりの挑戦を感じなくもない(あとミクロネシアンのリロ&スティッチもあるが、これはSFで少し例外的)。でもねえ、まずのっけからあの細い釣り目造形に、はいはいあんたたちにはアジア人はそう見えるわけね、ってすごく冷めてしまうわけです。ストーリーは男装して異民族の侵略を防御する軍隊に入る花木蘭伝説に基づいており、題材は悪くない。ただ見所のはずの雪崩シーンとか、最後敵を倒すとことか、なんかやりすぎなんだよね。あれだけやって味方は死なない、ご都合主義は定番とはいえどっちらけ。最後のご先祖様の幽霊のディスコ・フィーバーも全然乗れないし。ただ、全体的にポカホンタスよりは良かった。「ディズニーのうざったらしく主人公にひっついてる動物キャラ」の中でもこの龍とコオロギは悪くないし。あと主題歌のreflection は好き。 [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-01-26 13:08:56) |