2. 娘・妻・母
《ネタバレ》 成瀬版「東京物語」ですが、その内容はずっとリアルに描かれる。 母親の還暦祝いで家族が集まり、心から祝って、表面上は幸せそうにみえるが 家族皆、何かしら問題をかかえており、長男の金銭トラブルで一気に破綻。 お金に余裕があれば、人にやさしくできるが、なければ母親でもシビアな対応に変わる。 人間って悲しいもんですね。時代が変わってもこれは永遠のテーマなのかな。 あと、成瀬映画の原節子は、小津作品より人間らしくて好きです。 最後に、このタイトルは何とかならんのか?余りにもセンスが無いように感じるが。 [インターネット(邦画)] 7点(2020-05-14 15:49:51) |