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プロフィール
コメント数 220
性別 女性
ホームページ http://plaza.rakuten.co.jp/maika888/
自己紹介 正直、生まれは平成じゃないです。かなり、昭和なムード。昔みた映画を思い出しながらレビューしますので、記憶がずいぶんあやふやかも。なにか変なところがあったら、http://plaza.rakuten.co.jp/maika888/のほうにツッコんでおいてください。

好きな女優
 「或る夜の殿様」の山田五十鈴、「近松物語」の香川京子
好きな男優
 「お茶漬けの味」の佐分利信
好きなキャラクター
 グレムリンちゃんとマシュマロマン

☆評価基準
10点:超絶。ほとんど奇跡。
9点:傑作。かつ大好きなんだもーんッ!
8点:傑作だし、好きデス。
7点:素晴らしいです。好みの映画です。
6点:まあ、悪くないと思います。
5点:なにか気になるものはあります(~~;

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1.  MEG ザ・モンスター 《ネタバレ》 
ちょっと高めの7点。前半は「5点くらい」と思って観てましたが、後半の展開がけっこう興味深かったです。 前半は、コスチュームがダサいし、セットやマシンは安っぽいし、美魔女みたいな中国人女優は老け顔だし、なんだか半世紀前のSFテレビシリーズを見てるみたいで、ついついアジア資本映画の"後進性"ばかりが鼻につきました。 でも、2匹目のサメが現れてからは、そういう問題は一気に吹き飛びました。物語のなかでも、欧米とアジアの優劣やら差異といったものが意味を失っていきます。それまで英語で喋っていた中国人は勝手に中国語で喋りはじめるし、白人も、黒人も、アジア人も、なりふり構わずにわめき出します。中国人だけでなく、あらゆる人種が見すぼらしく惨めになって、ハリウッド映画にありがちな人種ごとの類型的な役割分担もなくなってしまう。つまりは、圧倒的な脅威の前で、すべての人間がまるごとコケにされてしまうのです。その感じが面白かった。制作者がそういうことも計算ずくで作っているのを感じました。 もちろん巨大ザメの描き方こそがいちばん大事なはずですが、わたしとしては「多様な人種のキャラクターをどう描いてるか」という点に最大の見どころを感じました。アジア側にかなり配慮してる面はあるけど、この作品が商業的に成功したということは、欧米をふくむ映画市場もけっこう懐が深かったのだなあと思います。いまやスクリーンのサメに食われるのは欧米人だけではない、という時代の変化が、意外に新しいスタイルを作っていくのかなと思う。 …以下は蛇足ですが、サメが、巨大な躰のくせに浅瀬にまで侵入してきたり、グルメなくせに固くて不味い潜水艇に何度も食いついたり、音と臭いに釣られる深海魚のくせに弱点が「目」だったりするのは、たぶんツッコミどころなのだろうと思う。さらに、わたしが変だなと思ったのは、プラスチックが頑丈なくせに金網がもろいこと、それからイカのくせに足がタコっぽいことでした。
[地上波(字幕)] 7点(2020-08-09 09:27:32)(良:2票)
2.  メゾン・ド・ヒミコ 《ネタバレ》 
「愛はあるのに欲望がない」と「愛はないけど欲望だけがある」という2つの関係の狭間で泣いてしまう柴咲コウちゃんは、なんだか滑稽で笑えるんですけど、最後は《メゾン・ド・ヒミコ》の優しくピュアな愛情に包まれて幕を閉じる、ささやかで微笑ましいメルヘンに仕上がってます。男が美しくて女がブス・・、これもまさにメルヘンですね(笑)。ゲイを扱った映画ですが、シリアスで閉塞的な結末になるのを避け、むしろ無垢な愛情を信じられるようなナイーヴな物語になってます。男は男でなく、父も父ではなかったけれど、そこにはたしかに愛情があったという、これって、やや浮世離れはしてるものの、ひとつの理想なんですね。ただし、「父の死」と「母の真実」の部分は、もっと強いインパクトで描かないと、ラストに結びつけるためのエピソードとしては弱い気がしました。技術的な面では、昨今の日本映画としては上出来です。コウちゃんのキャラがややテレビ的というかマンガチックな印象があるけど、海辺に建てられた《メゾン・ド・ヒミコ》の美しさが魅力的だったので全体として満足できました。「編集にミスがある」という指摘もあるようですが、わたしが見るかぎり初歩的なミスは無いように思います。
[DVD(邦画)] 7点(2007-12-29 23:41:17)
3.  メルシー・ラ・ヴィ
なんにも考えないで見てると楽しい!なんだか自由になれる。このむちゃくちゃな理不尽さが女心を痛快なくらい解放するんです。(でも、こういうのはジェーンカンピオンみたいな女の監督じゃダメ。やっぱり男の監督じゃないと、突き抜けられない。)
[映画館(字幕)] 7点(2004-03-30 02:37:01)
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