1. モロッコ
《ネタバレ》 1人に惚れ、2人を思いやる3人なのです。カッコ良すぎます。 でも女は真珠(?!)。本心に触れたらたちまちバラバラになっちゃいます。空腹時には甘いマンジューに飛びつくけれど、あとは苦んがいお茶が一番怖い、ちゃうちゃう、たとえ安物でも番茶は毎日飲めるわけです(←アンタが茶番や? すんませんー)。まぁ本作ほど場面や仕草を他の映画やドラマや歌、そしてみんなの私生活(笑)へ部分パクリされていった映画も少ないかもしれませんよね。私はデートリッヒがシルク帽をポン!と弾くところと「(りんごお買い上げの)おつりがないわ」と言ってクーパーを釣り上げる(笑)シーンにやられました。ろくに話が始まってもいない序盤、彼女のキッス→100万$脚だけですでに8点、とにかく満点です(笑)。 [ビデオ(字幕)] 10点(2005-12-03 02:06:56)(笑:1票) (良:1票) |
2. モンスター(2003)
《ネタバレ》 自業自得、の感がぬぐえません、すみません。彼女の悲惨な過去の描写があまりにも少なく、わかろう、わかろうと努めても同情するまでいたりませんでした。 やっと一緒にいたい相手(リッチ)ができたのに、もう少し何とかできなかったんかい?なんでそんなに暴走する?と残念無念。罪なき相手に銃を放つのは勿論、職探し、レストラン・法廷における態度など、すぐキレるのであっけにとられました(その愚行が悲しいとも言えるが)。高評価の中ごめんなさい。スクリーンで見るべきだ、と思えるシーンをよう見つけられなかった私はビデオでいいと思うので5点です。 セロンは熱演で受賞は納得ですが、増量とメイクがもっと弱い設定であれば、ナオミやキートン(他のお二人は未見、すみません。)に行ってもいいと思います(私はセロンの’演技のファン’であるがそう思ってしまったの、グス)。リッチとダーン(知人?大家さん?)は役柄をとても堅実に嫌味なく名助演、素晴らしい。 5点(2004-10-12 21:11:51)(良:1票) |
3. もう頬づえはつかない
《ネタバレ》 桃井かおりがものを食べる場面が前半後半に1度ずつ出てきて、何度観ても涙、名シーンです。当時、下宿生活をしていた同級生が「バイトがない時は一言も口をきかなくても1日が過ぎる」と言うのをきいてハッとしたものです。カバー付きの裸電球から出る狭い光が一人の女子大生を映し出すという演出が上手い、でもみじめったらしくないんです。これは主演の3人(桃井・森本レオ・奥田瑛二)を美化せず堕としすぎず、男って、女ってこんなんだよねえ~と納得させてくれるからかもしれませんね。伊丹十三、加茂さくら、根岸明美といった個性的な共演者も、主演3人を食わず霞まず、自分の持ち場を堅実に演じてくれてます。「ハシモト君、あたしはさぁ・・」よく桃井さんの物真似されてるのはこの作品なのです。奥田瑛二、まだまだ演技が頼りないのですが彼がハシモト君です。村上弘明が数秒出演(ほぼ後ろ姿のみ)。/『今の若い人』に通用する作品ではないですが、この時代背景の隅々に微笑する『当時の若い人』である私の中では女性映画の傑作です。 8点(2004-07-29 20:51:14) |
4. モリー先生との火曜日<TVM>
まだまだそんなのは先・・と強がる私にカツを入れてくれた一作となりました、ショック~。とにかく今を大事に、周りも大事に、物事を後回しにせずやってかなきゃ、、と反省。終盤、ハンクが出した質問とジャック・レモンの答えがせつなく印象的。また一方、ハンクと恋人との気持ちの行き違いや愛情に現実味があってめちゃくちゃ良い、コレは映画じゃないホントにそうやん、と思えるほどの納得度、ウンウン、大黒摩季の「ら・ら・ら」わかる方ならうなずける。この作品で知った彼女役のウェンディ・モリツ、とても好感持てます、良いぃ~。//レモンの遺作だというのに無知でした。若いレビュワーさんに癒し作品だと教えてもらいました、感謝。「アイリス」とこの作品は数年後また観よう。 7点(2004-04-12 22:00:45) |
5. モンタナの風に抱かれて
まるで嘘のような素晴らしい自然の中で、まるでオスカー会場から集まって下さったような演技派役者さんたちがおくる⇒愛と哀しみの、マジソン郡の、出逢い、の、逢いびき、の果て⇒のちょっと長いお話。茶化しすぎ^^;ほんとすいません、えっと、少女が明るくなってよかった。クリスティンS・Tは地味なお顔ながら、こう言う役多いなー、大好き。 5点(2003-09-20 07:11:49) |