1. モンスター・ハウス
《ネタバレ》 いい感じのホラー要素が含まれていて、手に汗握る展開も。ひとつの家が人格を持ったかのように立ち振る舞う、という目新しさには謎が深まるばかりで良い。のちに伏線回収もしっかりしてくれストーリー性も良かったと感じる。 ただ、主人公&脇役女子のキャラは好きなのだが、もうひとりのチャウダーという男の子のお調子者感が度を過ぎていて、鑑賞の妨げと捉えてしまうほど非常にイライラした。 [DVD(吹替)] 4点(2017-11-25 09:39:35) |
2. モンスターズ・ユニバーシティ
《ネタバレ》 前作『インク』超えはしなかったが、前作につながる小話や背景が描かれていて、良い架け橋作品。 中盤までは大した盛り上がりを見せないが、大学の派閥大会である”Scary Games”、これがいい。大会結果には失望で唖然としたが、流石のPIXARは一捻りも二捻りもしてあって、腑に落ちる映画の着地をしてくれる。 学生時代のサリーとワゾウスキーは、『インク』で受けた印象とは真逆で、ワゾウスキーの地道な努力している姿に惹かれた。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-06-12 22:09:46) |
3. モンスターズ・インク
《ネタバレ》 ピクサーすごいなあと改めて感心。 2001年にしてこの映像クオリティ。そして「悲鳴産業」という、なんという独創性の良さ。 温和なサリーと、わちゃわちゃ愉快なワゾウスキーの相性が良くて終始楽しい。 モンスターも女の子も、お互い持っていた先入観を排除し、やがて交流を深めて求めあう……申し分ない筋書きでした。 [DVD(字幕)] 7点(2017-06-05 19:52:36) |
4. モアナと伝説の海
《ネタバレ》 ストーリーは王道なものの、挿入歌が秀逸で耳に残る。 マウイのYou're Welcome、好きです。 アナ雪のオラフにしろ、今作のニワトリにしろ、ディズニーは小さいキャラクターの描写がすごく上手。彼らにちゃんとした性格と習性を与え、知らずと愛着を持てる仕上がりになっています。 [映画館(字幕)] 6点(2017-03-28 23:06:37) |
5. ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
《ネタバレ》 人生思った通りには進まない。そんな現実を突き付けてくる映画。 9.11という敏感な話題を扱いつつも、お涙ちょうだいの偽善めいた薄っぺらい内容ではない。 オスカー少年の演出は本当に見事。彼の胸の内は痛いほど表されていて、自然と鑑賞に熱が入る。 残念ながら、絶望の後に再度絶望はやって来るんだけど、その過程で成長しているオスカー少年を見てたら、最後の最後で明るい希望を感じさせてくれて、さわやかな余韻を残してくれた。 [インターネット(字幕)] 8点(2017-03-01 21:02:16) |