1. 野生の島のロズ
《ネタバレ》 むむむ!どっかで見たことあるような~・・・といった既視感満載だし、ロボットと心の問題も真新しさはないのかもしれない・・・そうかもしれないけれど、それでもやっぱり良いものは良い!母親ロボットと子供の雁との物語はとても素晴らしかったです。 ロボットのロズはCGなのに対して、野生の動物たちが水彩画ぽいタッチなのも面白い。初めは違和感を感じていたのに気がつくと全くなくなっていたのがすごい。これも演出の妙なのか。全く違うものどうしの時は違和感を感じてても、それが互を理解し始め出してからは自然と慣れてくるという、そういった狙いの演出だとしたら恐れ入りましたです。はい。 この映画を観てて思ったのは、もしも本当に超高性能の学習型AIを搭載したロボットを野生動物しかいない島に置き去りにしたらどうなるんだろうか・・・まあこの映画は動物世界がリアリティではないけれど本当に動物のことを学習して共に共存して行く道を模索するんだろうか...そして野生動物みたくなっていくんだろうか...あ~そんな実験、誰かやってないのかな~...な~んて突拍子もないことを考えちゃいました。 日本語吹き替えで鑑賞したのですが、エンドロールで初めてロズの声が綾瀬はるかさんだと知り、あぁ!となりました。だって本当にロズって綾瀬はるかさんが主演したドラマ「義母と娘のブルース」の役そのままなんだもん(笑) 名台詞の「あなたの母に就職します」もピタッ!と当てはまっちゃう(笑) 日本語吹き替えは大正解でした。 ただたしかに良い映画ではあったのですが、最初にも言ったように既視感満載でオリジナリティも突出したところをさほど感じられなかったのでこの点数です。あしからず。 [インターネット(吹替)] 6点(2025-07-22 20:21:53)《新規》 |