1. ゆりかごを揺らす手
サスペンスで一番好きな作品。レベッカ・デモーネイの悪女ぶりにすかっり魅了されてしまった。やっていることはとんでもなく恐ろしいのだが、そのどうしようも無い悲しみが痛いほど感じられる。如何にも善人という家族など、キャラが分かりやすいのも良い。主人公は面白い程策略にはまっていくのだが、どれも伏線がしっかりしているので、分かっていてもハラハラのめり込んでしまう。最後は、お決まりで強行してしまうが、もしそのまま去っていればこれ程怖いことは無いだろう。 9点(2004-03-01 03:17:47) |