1. ゆれる
この話は、本で読んだほうが面白そう。フンイキ映画って感じがする…のは、随所に印象的な無生物の映像があったからかな?たおれた徳利から日本酒がポタポタ垂れて、兄ちゃんの足にかかるのと。川をしろい靴が流れてくのと。死んだ魚の目のアップと。猛のアメリカンスピリットと赤いガスライターが非常に気になった。お兄ちゃんは帰ったのかな?ちっちゃい頃あの橋をふたりで渡ってたのを思い出したとき、猛はあんなこと言ってたけど…なにかがかわってしまったらバランスをくずさずにはいられないのにね。じぶんもそこの場所に合わせて少しずつ、かわってゆかなくちゃいけないんだから。「ゆれる」ってゆうのは、そうゆうことなのかもね。もっとちゃんと、私に伝えてほしかった。「ゆれる」を理解する大事な何かが足りない気がする。 [映画館(邦画)] 5点(2007-02-07 19:50:18) |