1. ユー・ガット・メール
《ネタバレ》 ありそうにない偶然を楽しく味付けした感じだ。映画としてはなかなかだけど、気になったところは、メグが最後まで気づかなかったっていうところだな。所々で、もしかしてっというメグが考えるシーンがあったら、深みが増したとおもうな。反対にトムが相手が誰か解ってから、相手が信頼しているメルともを離れて、憎まれ役のままアタックしていくシーンには男を感じたよ。顔が見えない安心の中で相手の気に入る理想像を周到に準備できる立場から、顔をつき合わせ自分をさらけ出す状況での勝負は、確かにリスクは大きくなるし、逃げ場を絶つ覚悟が必要になる。まあ、兎に角、世の中、偶然に泣いたり笑ったりはあるよな。つい、運命や必然を信じたくなるのも誰しもだろう。それが人生か。 [地上波(字幕)] 7点(2010-03-06 22:49:24) |