1. ユキとニナ
曖昧で植物的なユキの顔の様に、散漫にして散らかったまま、確たるシナリオもなく感性だけで撮ったような印象の映画。フランスの森から、何処かの日本の田舎にワープしたかのような幻想に帰着させるには、全体の流れからいっても不適合で無理な感じ。更にUAが唄う沖縄or 奄美民謡風の曲で、えっ、此処ってもしかして沖縄もしくは奄美なの?、と混乱してくる。あれほど日本に行きたくないとゴネていたユキは何時何処で妥協したのやら、日本での撮影はどこか河瀨直美調。 [インターネット(字幕)] 5点(2017-07-12 16:51:41) |