1. 四銃士
原作でも、ダイヤを取り戻すエピソードの後は、当時の宗教戦争やら、三銃士それぞれの過去やらが交錯して、だれるのだから、映画のほうはそれでもきちんとまとめていることを評価したい。でも、アラミスとポルトスの出番が少なすぎます。「ロード・オブ・ザ・リング」を観た後で、なんとなくこれを取り出して観たら、フロド=ダルタニアン、アラゴルン=アトス、レゴラス=アラミス、ギムリ=ポルトス、という感じに見えました。 7点(2003-11-20 13:56:43) |
2. 欲望という名の電車(1995)
皆さんが書いているとおり、ジェシカ・ラングも上手いんだけど、ヴィヴィアン・リー版があまりにも強烈なので、どうしても負けています。全体の解釈も、ほとんど変えていないリメイク作品というのは、良いような悪いような・・・・・・。 5点(2003-10-22 20:26:31) |
3. 吉原炎上
迫力あるし、吉原という特殊な世界をそれなりによく描いている。でも、花魁道中を描きたいからこういう話を作ったんじゃないかと思ってしまうような、陳腐なストーリーだった。明治時代の吉原のちょっと西洋化した不思議な感じがちゃんとつくってあるセットがスゴイ。かたせ梨乃が好演。衣装が豪華。日本の映画を観たなーって感じ。 6点(2003-07-01 20:43:43) |
4. 欲望という名の電車(1951)
あのヴィヴィアン・リーが演じている、ということが一番のポイント。だんだん暴かれていく、醜い素顔。ヴィヴィアンはどんな気持ちで演じていたのだろうと考えてしまいます。そして演技もストーリーも壮絶です。あの虚勢の張り方にはイライラしつつも、女としてはわかっちゃうんだよね・・・・・・何となく。 9点(2003-06-03 20:47:16) |