1. 夜よ、こんにちは
《ネタバレ》 面白い題材を、えらく幼稚に料理したなという印象。途中で実際の極左ゲリラによる映像が入っている以上、実話の映画化として観るのなら、アルド・モーロとジュリオ・アンドレオッティの関係が描かれていないのが片手落ち。たらたらーんと始まって、たらたらーんと終わってしまい、フィクションとしてもノンフィクションとしても緊張感がなし。蛇足ながら、この事件が本当に面白くなるのは、この映画が終わってからの展開で、赤い旅団にブチ切れたイタリア政府の無茶苦茶ぶりが、いつか映画化されればいいのにと思う。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-06-28 20:36:14) |