1. 予告犯
《ネタバレ》 ぼーっと眺めている分にはなかなか面白かったです。ただ、もう一歩入り込めなかったのは、冒頭の派遣さんの扱いにあまりリアリティを感じられなかったからかもしれません。私の職場にも派遣さんやパートさんがいますが、どうしたらこの映画の中のような状況になってしまうのかが想像できないですね。 この状況に親近感を覚える人が大勢いるとすれば正に、「こんな国でごめんな」って感じなんでしょうけど。 最下層の人達に救いの手を差し伸べることはもちろん悪い事であるはずはないのですが、遥か上層で甘い汁を吸いながら世の中を操っている連中が「努力はしています」とお茶を濁して、矛先が自分達に向けられるのをかわすネタくらいにしかなっていないのが現状なのではないでしょうか。 本当に世の中を変えるには、人として常識的に許される範囲を何桁も超えてしまうような財産を築いたり、あっちからこっちへ動かしたりできる仕組みにメスを入れることができるかどうか、だと思いますよ。まあ、世の中を操っている連中がそれを許すはずがないですけどね。 [DVD(邦画)] 6点(2017-01-07 12:34:30) |
2. 容疑者Xの献身
月9の視聴者層を考慮し,原作にない女性キャラとのじれったい恋愛を並行させるというやり方があまり好きではなかったので,映画版でその辺をほとんど排除した点は評価したい.それと原作がそれほどボリュームのある作品ではないので,2時間に収めることにもそれほど無理が生じていない.「超大作」と呼ばれる原作を2時間の映画にしようとして,ほとんどの作品が大失敗していることを考えると,作品の選択も成功だったのかもしれない. [DVD(邦画)] 7点(2009-09-19 17:42:44) |
3. 用心棒
いくらやくざ同士の喧嘩といっても,一家族を救った代償に,死体の山が出来上がる作戦って「かっこいい」とは言えないような・・・たから罰が当ってボコボコにされちゃったのかな. [DVD(邦画)] 5点(2008-09-21 17:48:45) |
4. 善き人のためのソナタ
社会主義国家権力とレジスタンスのイタチごっこというのはよくありますが,これはそこの部分の演出は控えめにして,間に「善人(?)」を置くことにより,「なんかいい話」となっています.「なんか生ぬるい話」と言えなくもないですが・・・ [映画館(吹替)] 6点(2008-03-29 14:59:30) |
5. 容疑者 室井慎次
ん~正直イマイチでした.今回のメインキャストであるギバ&麗奈は役者としては頑張っているのですが,その『役』が結局(警視&弁護士として)大した仕事をしないで終わってしまっているのがなんとも・・・真矢さんが「2」よりちゃんとした扱いとなっていたのが救いかな. [映画館(字幕)] 5点(2005-09-01 12:55:35) |
6. 黄泉がえり
草なぎも竹内も嫌いではないですが,「結局そうなのねぇ~」という印象は免れないでしょう. 5点(2004-06-29 19:35:57) |
7. 欲望の翼
どうしよ~何が言いたいのか全然判らないよ~ 2点(2004-06-10 20:53:43) |