クロマス さん

1. 欲望(1966)

＜ネタバレあり＞元々殺人も、あの女性さえも存在せず、彼の妄想だったのでは？もっと言うと、冒頭の公共の安宿から彼が出てくる時点から、全てがもう１人の主人公（宿で寝ている老いて落ちぶれた写真家？）の夢だった？なんて見方もできます。観た人の想像にお任せしますというのは、一見無責任のようですが、小説を読んだり、絵を観るのと一緒で、一本の映画についても人それぞれに感じ方が違うのは当然であり、それが一番の楽しみです。たまにはこんな作品を見て色々想像するのも楽しいのでは？とあらためて感じさせてくれる点が、この映画の良いところだと思います。パントマイムは何の象徴だったんでしょうか？

9点（2003-02-18 02:17:16）

2. 八日目

主役の彼が本当にダウン症であるというのにはややひいたし、彼のＳＥＸシーンは不要であったと思う。しかし、それを差し引いても良い作品です。夜の海辺の遊園地、花火はかなりの名シーンと言ってよいでしょう。

6点（2003-02-05 18:52:30）

3. 蘇える金狼(1979)

二流ＴＶドラマって感じです。これは稀に見る駄作でしょう。コメディとしてならかなり笑えますけど。。。個人的な考えでは、松田優作という役者の良さは、あざといところ、わざとらしいところ、Ｂ級っぽいところだと思うんですが、脚本や演出、周りの役者自体が中途半端にそーなっちゃね～＜ブラック・レイン＞しかり、＜太陽に吠えろ＞だって、山さんやちょうさんがいるからジーパンが生きてくると思うんですが？

1点（2003-02-03 19:02:34）

4. 用心棒

ピストルｖｓ出刃包丁！とぼけた台詞。ミフネかっこいいですね～！「なんで世界の黒澤なの？」などと聞かれたら、これを見せましょう！

9点（2003-01-16 22:45:56）