1. ライジング・ドラゴン
《ネタバレ》 ジャッキーは石丸さんの声にかぎる!(笑) まあ、そういうわけで吹き替え版を観たわけだが、その弊害で、中盤の南の島でのどたばた劇で、女性陣の叫び声がやたらにうるさかったのはご愛敬か(テレビで観るジャッキー映画のそういうシーンを想像していただければよろしいかと)。 冒頭のローラースーツのシーンからラストのスカイダイビングのシーンまで、ジャッキーはノースタントだったらしいね。さすがにあれだけ身体を張っていたらきついよなあと思う。ジャッキーの身体の過去の傷跡がパンフに出てるけれど、まさに満身創痍だしね。 ラストに実際の奥さんが出てくるシーンは、そういうジャッキーのアクション映画集大成への感謝締めくくりというのがあるのかもしれない。 それにしても(←口癖(笑))、ジャッキーは老けたなという印象は否めない。それと顔がデカい!(笑) フルスクリーンからはみ出しそうな感じ。体型も丸くなってしまって、なんかラサール石井が走っているような印象だった。格闘アクションにしても、以前のカンフー映画系のような「(素手で)つかむ、はじく、打つ、(足で)ける、たたく、重ねる」系のアクションは、他の若手や女性に任された感じで、ジャッキー自身は道具を回す、それで打つ系のアクションがメインになってしまって、ちと残念(笑えるけれどね)。せめて、「ドラゴン・キングダム」でのジェット・リー戦くらいのアクションは観たかった。 いろいろ書いてるけれど、まあ「ホントに楽しい」と思える映画だったのは事実。映画館でハラハラドキドキして観るのが好いですよ。 [映画館(吹替)] 8点(2013-05-07 12:22:57)(良:2票) |
2. ランボー/最後の戦場
《ネタバレ》 やっぱりランボーの吹き替えはささきいさおだよね。コンドルのジョーのうめき声しか聞こえないんだけれど(笑)。 ボランティア団体の奴らの脳天気な発想とか行動に腹立たしさを感じると同時に、ランボーの台詞がいちいち正論に聞こえてくる。ホントに戦場をなめすぎている連中の行動には怒りを禁じ得ない。 そんなランボーがけっきょく頑張っちゃうわけだが、まあそれを正当と思わせるほどミャンマーの軍事勢力が暴虐だったのは事実だったんだろうかね? あんなむちゃくちゃをやっていたなら殺されても文句言えないと思えるんだが、そういうきっかけを作ったのがボランティア団体の奴らだと思うと、ホントに怒りがおさまらない。 そういう経緯があって、ランボーが故郷に帰る場面で、なぜか私はS&Gのボクサーが脳内再生された。 [地上波(吹替)] 8点(2013-03-21 16:31:07) |
3. ラスト サムライ
これはコメディか? 仮にも「侍」の名を語り、明治初期の日本を描こうとしたのであれば、もう少し文化的背景や所作、台詞、そして「日本らしい風景!」にも気を遣って欲しかった。もしあの隠れ里を見て、あれが日本の景色に思えた人は日本人じゃない! 少なくとも東南アジアかマヤ・アステカの村のような違和感がしてならない。何よりも、村の入り口に鳥居はないだろう(苦笑)。製作者は薩摩の郷士制を再現しようと思ったのかもしれないが、村の規模からしたら不自然すぎる寺院といい、アンバランスの極みだった。台詞にしても、トム・クルーズと我らが真田さんがついに互角になるシーンでは、「引き分け」ではなく「相打ち」と言って欲しかったし、小雪が鎧を着付けるシーンでは(この設定も不自然だが(苦笑))「着ていただける」ではなく「お召しいただける」と言うべきだろう。そして何より、勝元はどこで英語を覚えたんだ?(苦笑) たしかに幕末の薩摩は近代化を押し進め、外国からの技術の導入を積極的に進めたが、語学レベルの修練は聞いたことがない。・・・といった具合で、この映画を19世紀の日本として観ると違和感ありまくりなのだが、クライマックスの騎馬突撃シーンがまずまずのできだったので、この点を献上することにしよう。すべての頑張りはお馬さんと真田さんに。そして最後に、こんなことで武士道を学んだと思い上がるんじゃねえぞ、アメリカ人!(笑) <追記>このレビューでこの点数だと矛盾しているように思われるかもしれないが、実際のところ観る前の期待感は9点以上のつもりだったので、「ガッカリして下げた」のです。 6点(2004-09-28 23:35:53)(良:1票) |
4. ラストマン・スタンディング
ブルース・ウィリスの主演って、「ジャッカル」にしても本作にしても、リメークものっってダメですね。黒澤の「用心棒」のリメーク数ある中で、本作は、私の中では、ヴァンダムのと同レベルの評価ですね。やたらにハードボイルドを意識している演出が、逆効果だった気がします。 5点(2004-05-16 20:47:34) |
5. 乱気流/タービュランス
レイ・リオッタは好かったけど、盛り上がりに欠けたラストだったのが、こういう評価でしょうか。 6点(2003-11-29 02:00:49) |
6. ライフwithマイキー
マイケル・J・フォックスのファンとしては、彼の人生を観ているような切なさを感じます。彼の持ち前のユーモアでそう感じさせないわけですが、売れなくなった現在の役と、マネージャーの仕事。そういううらぶれた感じが、2003年現在、病気の彼とダブってしまい、個人的には感動してしまいます。少女とだんだんうち解けていくのもジーンとしますし、シンディ・ローパーが好い役を演じているのも嬉しいです。 8点(2003-11-29 01:54:03) |
7. ライフ・イズ・ビューティフル
《ネタバレ》 ”ユダヤ人モノ”というのはたくさんありますが、本作がとくに頭抜けて素晴らしい感動を与えるとは、私には感じられませんでした。よく比較されますが「聖なる嘘つき/その名はジェイコブ」の方が、わたし的な評価は本作よりは高いです。どちらも主人公が死んでしまい、子供が助かるという映画でしょうが、本作の方は、主人公の妙な明るさにマイナス印象を受け取りました。行き場所のない収容所で明日をも知れぬ人生であるからこそ、前向きに明るく考えていこうという発想はわかりますが。 6点(2003-11-29 01:48:59) |
8. ライムライト
人生の落日を淡々と演じるチャップリンに感動します。かつてどれだけ名声があっても、やがて忘れ去られていくのは寂しくもあり悲しくもあります。文字通り命を懸けた彼の舞台に涙を禁じ得ません。優しくももの悲しいメロディが心に響きます。「独裁者」とともにチャップリンの傑作です。 9点(2003-11-19 21:05:48) |
9. ランボー/怒りの脱出
アメリカ人はベトコンによっぽど恨みがあるんでしょうね(苦笑)。そうじゃなきゃ、こんな映画はできない。でも、ついついスタローンに感情移入して観てしまう自分がいたりして・・・。 6点(2003-11-19 05:17:28) |
10. ランボー3/怒りのアフガン
シリーズの中で、実はいちばん好きな作品です。少年にナイフを渡すエピソードとか好きだし、弓矢でジェットヘリを撃墜するシーンも好きなんですよね。 8点(2003-11-19 05:14:51) |
11. ランボー
ベトナム帰りの兵士に居所はないということでしょうか。田舎の閉鎖的で恣意的な警察って、アメリカ映画によく出てくるけど、やっぱりそうなのかな?この頃は、まだスタローンの身体に張りがありましたね。 7点(2003-11-19 05:13:21) |
12. ラビリンス/魔王の迷宮
ジェニファー・コネリーが可愛かった。それしか印象がありません。 6点(2003-11-19 05:08:57) |
13. ラッシュアワー2
《ネタバレ》 ジョン・ローン!そんなに簡単に死ぬわけないもんね(微笑)。でも「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」の悪役よりも迫力という点で物足りないなあ。でこぼこ刑事コンビは相変わらず笑わせてくれます。クリス・タッカーが歌い出すシーンは笑っちゃいました。 7点(2003-11-19 05:07:57) |
14. ラッシュアワー
でこぼこ刑事コンビというのは、やっぱり楽しいですね。それにしても(←口癖(笑))ジャッキーは”落ちる”のが好きだよね。ラストはハラハラします。 7点(2003-11-19 05:05:31)(笑:1票) |
15. ラスト・オブ・モヒカン
モヒカン族の真実に迫る映画ですね。アメリカの開拓の歴史は、少数先住民の迫害の歴史でもあるわけで、そういう闇の部分が描かれています。一族の落日を誇り高くむかえる姿は素晴らしいですね。 7点(2003-11-19 05:02:48) |
16. ラスト・アクション・ヒーロー
映画の中のヒーローっていうのが面白いですね。余計なことをする少年とシュワちゃんが映画の中と外で活躍するのが面白くありませんか?私は結構お気に入りです。カメオ出演がいろいろあってそれも楽しいです。 8点(2003-11-19 05:00:35) |
17. 羅生門(1950)
世間で評価されているほどは面白くない。題名から芥川の同名小説を連想すると痛い目に遭う。同じ芥川でも「藪の中」。だから見ている方も混乱してしまい、なんかスッキリしないで終わってしまいました。 6点(2003-11-19 04:57:08) |
18. ラストエンペラー
ジョン・ローンがやっぱり格好いいです。実際の溥儀は「火龍 ザ・ラストエンペラー」などに描かれているような感じなんでしょうが、本作では格好良すぎです。家庭教師役のピーター・オトゥールがいい味を出しているし、坂本龍一もなかなか面白い役柄ですが、本作はやはり終始ジョン・ローンでしょうか(笑)。ラストの紫禁城のシーンでのコオロギのエピソードは印象的ですね。 8点(2003-11-17 00:47:09) |
19. ライジング・サン(1993)
日本社会を描いた作品と思わないで観れば、そこそこ楽しめるのではないでしょうか。しかし、ショーン・コネリーは「ハイランダー」といい、本作といい、日本女性とよく結婚してますね(笑)。 6点(2003-05-01 20:38:57) |
20. 乱
私は割と面白かったですよ。だんだんと化け物と化していく原田美枝子さんがとてもよかったし、池畑慎之介さんも飄々としていい味出していました。隆大介さんが好きなんで、ああいう役も面白かったですよ。それと、どなたかも書いていらっしゃいますが、植木等さん、存在感がありましたねえ。わたし的には「影武者」よりもこちらの方が好きです。 8点(2002-04-28 20:29:09) |