1. ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
《ネタバレ》 全てが人生の比喩。信じる心と成長のメタファー。つまり、我々が体験した事は物的には非現実のメタ構造内(映画)の虚像だが、心的には事実。そして、これを信じたいと祈る心こそが、究極的に真実。 [映画館(字幕)] 10点(2013-02-16 16:58:44)(良:1票) |
2. ライク・サムワン・イン・ラブ
物語の主要な情報は、登場人物が知っている事のみしか観客にも伝わらない。彼らの抱えている想いは空洞状態でぼくらにもその空洞がどういう形状のものかは知りえない。そのドーナツのように真ん中に穴の開いた今作は、ぼくらを否応無く能動的にさせる。「彼にどんな過去が?」「この先どうなる?」「どうして彼女はこうなった?」「なぜ彼はそれを求める?」「どうして彼女は受け入れられない?」様々な憶測と、登場人物の気持ちを理解しようとする行為そのものが、まさにこの劇中で「真」に描かれようとしている“人が人に歩み寄る姿勢”そのものをメタ的に感じ得てしまっている。つまり、このぼくらの生きる世界と、劇中の世界を隔てているものが無くなる瞬間を捕えようとしている。何が真実で、何が嘘か。わかりはしないが、この作品を観ている時に自ずと歩み寄ろうとしている姿勢だけは、普遍的で日常的なぼくらの真実だ。 [映画館(邦画)] 8点(2012-10-16 20:22:18) |
3. ライフ・イズ・ミラクル
《ネタバレ》 絶望的な状況と希望に溢れた関係が同じ空間内に存在しており、その相反する状況がとてもコミカルで口元がニヤニヤしてしまった。ルカの切迫した感情が、アバーハによって次第に解きほぐされ、癒され、そして家族がどうでも良くなっていく様が素敵だった。また、二人が愛し合う姿は生きることそのもののように見え、それは戦火が激しくなればなるほど二人の想いも燃えていき、活き活きと輝いていくように見えた。“死”と“生”は常に表裏一体で、その状態がまさに画面の中にしっかりと描かれていた。エミール・クストリッツァ監督の作品を観ていると、そのことを常に意識して作品を描いているように思えてくる。生きることが恋をすることで、恋をすることは生きること?なのかな?まぁ、それはさて置いても、ロバとルナが失恋で死にたいと思うのは、つまり生きる希望を見失ったからだと思った。アバーハの魅力には、脳天打ち抜かれたように頭がクラクラした。笑顔も顔をクシャクシャにして泣きながらルナの名を呼ぶ姿も、ルナの服を口に銜えて走る姿も、上目使いも、全部可愛い。それを観ただけで満たされ、癒される。動物たちのように、無邪気で無知で愛くるしく、純粋無垢で自由奔放で抱きしめたくなる。クストリッツァ監督の女性の趣味があまりにも素晴らしい! [DVD(字幕)] 9点(2008-08-30 22:43:56) |
4. ラブ★コン
この映画を観た後、原作マンガも何冊か読んだのですが、かなり巧い脚本だったことがそこで気付きました。根本的に同じような内容が繰り返されるようなマンガではありますが、要点をしっかりつかみ、何を描き、何をテーマに描こうとしているかがはっきりしていて、とても内容がわかりやすく楽しんで見ることができました。映像的にも、とてもマンガチックではありましたが、それもまた巧く、この映画のらしさを引き立てる要素になっていました。主演の二人の演技もこれと言って突っ込むような点もないですし、多分、原作好きなら問題なく見れる筈です。ただ、一つ言うならば、最後のバスケシーンは最低でした。バスケ経験者としては、あのシーンは悲劇的です。よって7点ですね。あのシーンさえもっと別な何かで描いて頂けたらよかったのですが…残念です。 [映画館(邦画)] 7点(2006-10-27 00:12:32)(良:1票) |
5. Laundry ランドリー
ここの評価ほどつまらない映画だとは思いません。むしろとても良い映画だと思います。不器用で、まさに半人前の男女が二人揃うことで、一人一人が一人前になれる。「人という字は、人と人が支えあって“人”になる」とテレビで髪の長い誰かが言っていたけど、この映画はまさにそんな感じです。人の温もりを感じます。結末ありきの過程と感じる人がいるようですが、それもまた個人差があるようです。僕はそんなふうにはまったく感じませんでした。むしろ結末よりも過程の方がよっぽど優れていると思います。脆く傷付きやすい人間の姿がとても共感でき、ガスタンクのように感動も膨らんでいきました。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-22 18:19:37) |
6. ラストサマー
うわっ!酷い、この映画。来年の夏にうなされそうだ。 [DVD(字幕)] 5点(2005-10-23 20:22:27) |
7. ラストゲーム
NBAで5本の指に入る3ポイントシューターのレイ・アレン。彼のシュートフォームは教科書通りと言われるほど美しく洗礼されている。NBAオールスターゲームにも過去に2回も選ばれている。それほど素晴らしい選手である彼が、何故映画に出る?しかも演技まで?しかも長々と・・・一体どう言うつもりだ?僕には最後まで理解できなかった。終盤で、レイ・アレンとデンゼル・ワシントンとのワン・オン・ワンがあるが、あれはNBAで目が肥えている人間ならば、あまり驚きも感動もしない。たしかにデンゼル・ワシントンのバスケをする姿はカッコよく、とても上手い。だがレイ・アレンはあんなものではない。手を抜いてプレイしたバスケが凄いと思えるはずが無い。残念ながら、ストーリーよりも全てが中途半端なレイ・アレンが気に入らないので、5点が限界。 5点(2004-12-16 21:00:02) |
8. ラブストーリー
修学旅行で韓国に行ってきました。僕の予想ではもっと綺麗で清潔で可愛くて素敵な国だとおもっていました。が、しかし、現実はそんな僕の想像を握りつぶした。ソウルの街は異臭が漂い、物騒で不潔で、交通ルールは滅茶苦茶で、人々の日本人に対する態度が酷く無愛想で不親切だった。あまりの現実に四日間の修学旅行の初日でホームシック。あぁ~日本が恋しい、と切に願っていた。そして四日が過ぎ日本に帰国し、このサイトを開き、この『ラブストーリー』という映画の世界がいかに華やかで輝いたものか実感し、改めてこの映画の面白さを認識しました。韓国映画はとても好きだけど、韓国に実際に行くのはもういらないかな・・・ 8点(2004-10-20 19:33:08) |
9. ライムライト
チャップリンが話すセリフ、一言一言が重く、素晴らしくて心に染みました。そして、切ないストーリーの中に希望や夢が詰まっていました。この映画を観た人の感想を見ると、ただ“面白かった”や“感動した”だけじゃなくて、“この映画に出会えて良かった”という想いがみなさんの文章に書かれている気がします。自分もこの映画に出会えて本当によかったです。素晴らしい。 9点(2004-05-30 21:12:22) |
10. 羅生門(1950)
観終えた今の気持ちが、なんだかとてもずっしり重い・・・ 自分を正統化させようと嘘をつくのは、なんとなく理解できる。 でも、ここまで登場してくる人達の性格がドロドロしていると・・・ キツイ・・・人の本性というのはこういうものなのかな・・・!? ん~文学はむずかしい・・・ 7点(2004-05-22 20:03:13) |
11. ラスト サムライ
作りたくてもお金がない日本映画には到底描く事が出来ないこの迫力。正直驚きました。 9点(2004-05-17 19:47:41) |
12. Love Letter(1995)
ほのぼのとした良い映画でした。日本映画はこういう作品を たくさん作って欲しい。 7点(2004-04-25 22:01:35) |
13. ラヴァーズ・キス
ん~ふつうだねぇ~。パッケージからしてふつうだったからなぁ~・・・ 平山さんに誘惑されてしまったって感じの作品。 6点(2004-04-25 16:48:41) |
14. ライアー ライアー
結構笑えたましたし、最後はウルっとできました。よかったです。 7点(2004-04-16 23:20:17) |
15. ラスト・アクション・ヒーロー
以外とテレビでやる事が多い、その度に見入ってしまう。 6点(2004-03-17 18:19:10) |
16. ラスト・ボーイスカウト
子役をアクションの中に使うと結構いいっスね! 質が上がる気がします。楽しめました。 6点(2004-03-10 19:33:07) |
17. ラブ・アクチュアリー
焦った。この映画は彼女と観た。初デートで映画館。問題なかった。が、しかし始まってすぐ、エロティックなシーンから始まった。焦った。凄く焦った。選択ミス!冬だというのに額に汗をかいた。マズイ・・・彼女はあまり下ネタは好きではない。僕はこの映画を面白いと感じた。が彼女はいったいどう感じたか不安だった。観終わって、映画館から出た後、気まずかった。失敗した、心からそう思った。一人ブルーになっていた。が、しかしその気持ちは次の瞬間にはブルーではなくなった。彼女は面白かったね、と言ってくれたのだ。良かった。気にしてなかったんだ、と思った。これがきっかけで別れたら話にならない。まぁ~取敢えず安心していた。が、しかしその安心は長くは続かず、砕け散った。一週間後、僕は、ふられた・・・ふふふ・・・ありがとう、ラブ・アクチュアリー、ありがとう・・・ 8点(2004-03-05 13:17:02) |
18. ラスト・プレゼント
《ネタバレ》 目の前で自分が最も愛している人が死んでいったら、ヤバイですよ。 主人公の奥さんが死んでいく所の音楽はヤバかったです。 8点(2003-11-20 21:49:25) |
19. ライオン・キング(1994)
ふつうに面白いと思います。映像と音楽が結構よかった。 7点(2003-11-10 21:15:21) |
20. ランボー3/怒りのアフガン
3作目って感じですね。面白いですけど、もぉ~ワンパターンでした。 6点(2003-10-17 21:01:28) |