1. ラスト・デイズ・オン・マーズ
撮ってるときに…というか撮る前からわかりますよね? 「これエイリアンとかそういうのを寄せ集めためちゃくちゃありがちな奴じゃん」 スタッフみんなわかってますよね? 逆にわかってなかったらヤバイレベルですよね? そんな凡庸な内容を、低予算でなんのひねりもなく撮ったらそりゃこうなりますよ。 B級娯楽映画に割り切って撮るとかすればいいのに…なまじ真面目に撮ってるからどうにも救いがないんですよね。 [インターネット(吹替)] 4点(2022-08-08 19:17:58) |
2. ラッキーナンバー7
《ネタバレ》 不勉強のため、これだけ豪華キャストの映画の存在を知りませんでした。 ちょうど仕事がめちゃくちゃ忙しくて毎月残業3桁時間が年単位で続いてた頃の映画なんでしょうがないかな、と思いつつ… たまたまテレビでやってたのを観たわけですが、非常に手堅くまとまった巻き込まれ系サスペンス系映画だと思いました。 しかしあまりにも手堅すぎるため「冒頭の競馬八百長の前フリは何なの?」と気になるとそこから「それから20年…じゃ多分こいつがそのとき生き残った子供とかでこいつらが胴元で…」と容易に想像できるわけで、しかも結局「まさにそうだった」というオチだったので…子供の頃スティングを初めて見たときの残念感を思いだしてしまったわけです(スティングは初見時のクライマックスでオチが読めちゃったんですよね。おかげでがっかりの記憶しかない) まぁ今見ると、ジョシュハートネットとかルーシーリュウとか2000年代前半に一時的に人気が出た人たちがメインを張っててそういう意味で時代を感じて面白かったですけどね。 あと見落としかもしれませんが、結局殺し屋はなぜ子供を殺さなかったの?気の迷い? もう一点、邦題は「スレヴィン」を似た語感の「セブン」にわざわざ置き換えてるんですが…これはなぜなん?? [地上波(吹替)] 6点(2022-06-29 11:04:20) |
3. ライフ(2017)
《ネタバレ》 エイリアン以来伝統の宇宙船密室型ホラー映画の最新作の一つ。 終始、極めてオーソドックスな展開で最後も(ちゃんと飛行中の映像で誰でもそうだろうとわかるように)ポッドが逆になってる予定調和で結局全く救いがないラスト。 このタイプの映画に期待される展開を終始外す事がなく、かつ映画で描かれる怖さも標準より少し上の水準を維持してくれているため非常に完成度の高い映画になっていると思いますが、一方で、この手の密室ものとしての新味は全くないのもまた事実で、完成度こそ高いものの「傑作」にはどうやっても届かず。 このジャンルが好きな人なら観て損はないと思いますが… [インターネット(字幕)] 7点(2021-08-17 04:22:11) |
4. ラザロ・エフェクト
《ネタバレ》 「科学者による怪しい実験→事故で当事者が対象に」 「死んだ人を生き返らせたら狂暴化」 「本来人間の脳は10%しか使われてないのに…的能力開花(これは都市伝説でそもそも人間の脳は広範囲に使われてます)」 「小さい頃のトラウマ」 …等々の使い古された要素をてんこ盛りにしたあげく、この映画ならではの特別なものは何もないという残念なシナリオ。 一言で言って「陳腐」 まぁわりと単純な娯楽ジャンルであるホラーである事を考えればクライマックスはギリ楽しめるのでかろうじて及第点とも言えますが、しかしあえて褒める要素がこの映画には本当にないのです。 [インターネット(字幕)] 5点(2020-09-07 03:10:19) |
5. ラスト・ウィッチ・ハンター
もっと安っぽい安直なB級映画を想像してましたが、思ってたよりははるかによくこの手の映画としてはアベレージ以上だと思います。ハンター系という事でブレイドやヴァンヘルシングなんかと同じ系ですが、それらよりは上(←個人の感想です) というか同系といいつつそれらはアクションに振った映画なんですがこっちはもうちょっと謎解き要素ファンタジー要素強めです。というかアクション弱め。なのでアクション好きな人には向いてないと思います。 〇序盤の飛行機のくだりとかなかなか期待させます…が中盤以降完全にありがちな並の映画に。 〇夢で…とかほんとありがちです。もうちょっと目新しいパターンってないんでしょうか 〇しかしクライマックス、思わぬところが伏線になってた事が判明。お、シナリオがんばってるね! 〇イライジャウッドは生粋の少年顔。一方でヴィンディーゼルの老けっぷりはもうただのおっさん 〇ヒロインの立ち位置のクロエ、もうちょっとうまく話に絡められなかったんでしょうか…存在感うすすぎ。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-09-04 16:50:21) |
6. ラスト・クリスマス(2019)
《ネタバレ》 エミリアクラークという女優は、ルックスといい表情といいリアクションといい、漫画チックというかアニメチックというか、まるでディズニーアニメから抜け出てきたようなキャラの濃さが印象的で「世界一キライなあなたに」ではそのキャラが非常にうまく生かされていたわけですが、ファンタジーな本映画でもその魅力は存分に発揮されていたと思います。 序盤のダメ人間っぷりは同じロンドンを舞台にするブリジッドジョーンズあたりを彷彿とさせるわけですが、なんでしょうか、イギリスが舞台だとこういう女性が受けるんでしょうか? さて、演じている役者は魅力的、音楽も素敵な本映画なんですが、残念ながらこの映画には問題があります。 それはあまりにも小品すぎる事で、内容が薄い。 話を要約すると1行でほぼ全部説明できちゃうってのはあまりに内容がなさすぎます。 2019年のイギリスを舞台にしているだけに今のイギリスの世相(バスで移民は出ていけ的な事を言う客がいるシーンとかね)やブレグジット問題が反映されているのは「新しい!」と思いましたがしかしそういう枝葉を除けばストーリーらしいストーリーがありません。 「落ち込んでてダメ人間になっていた彼女が不思議な体験で見事復活する」ほんとにそれしか内容がないのです。 心臓移植の話が出た時点で、彼の正体は完全にネタバレしているわけですが、話のキモがそこしかないんですからもうびっくり。 普通はもう一捻り二捻りするでしょ…と思うんですが、それがない。 店主の恋なんかのサブエピソードも主人公の話と特に絡むわけでもなく、単独で無意味に浮いています。 ワムのラストクリスマスから着想を得て映画化する…というのは今公開中の「糸」と全く同じ構図のわけですが「歌詞をベースにオリジナルなストーリーを構想する」というのが無理があるというか難しいんだと思うんですよね。 役者もいいし音楽もいい、これでシナリオがよければ相当いい映画になったと思うんですが…残念です。 客観的に評価しての映画の出来としては6点程度だと思いますが、後味は悪くないですし、クリスマスプレゼントの意味も込めて7点で。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-08-26 06:22:09)(良:1票) |
7. ラン・スルー・ザ・ナイト
《ネタバレ》 映画の本当に最後の最後、見えそうで見えなかったヒロインの尻がついに出ます。 ヒロインの尻を出すのをここまで引っ張った映画はかつてなかったと言えるでしょう。 [地上波(吹替)] 5点(2020-07-08 15:40:12) |
8. ラン・オールナイト
たとえばアマゾンプライムの映画リストから映画を選んでて、「これ観た事ない映画だ、レビューも書いてないし」…と観始めたら「いやこれ観た事ある奴じゃん!」となる事、ありませんか? これがそうでした。 冒頭シーンからもう「これ絶対観た事ある奴だ…」と。 映画のタイトルやキャストなんかは覚えてなくても、実際の映画のシーンをちょっと観るだけで「あ!」ってわかりますよね。 人間の記憶力って面白いものです。 なぜレビューを書かなかったのか(単にめんどくさかったからでしょうが)覚えてないですが、時間潰しには十分なそこそこ面白い映画です、はい。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-06-09 19:30:25) |
9. ライト/オフ
《ネタバレ》 冒頭の父親が殺されるまでのシーケンスがべらぼうに怖い。 暗いところに得体のしれない何かがいる、というシンプルな怖さ。 人間が本能的に持ってる根源的な部分にグイグイくる怖さ。 これは久々にヒットなホラーか?と思って観ていると、あれあれ?どんどん陳腐になっていきます。 で結局はなんか普通のそういう系ホラーになって終了。 竜頭蛇尾という言葉がこれほど似合う映画もありません。 つかダイアナのキャラ設定かなりめちゃくちゃ。 なんでもできそうなくせに意外と出来ない事が多かったり。 灯りがつくものがあったりなかったり。 もうどうなのよ、これ。 調べたら、これもともと3分くらいの短編映画が大きな話題になり、それを長編化したのが本作品。 で、この映画で特に優れた冒頭部がその短編映画のシーケンスわりとそのままだそうで… そりゃそっから先は後からくっつけた長編部分だもの、設定甘くて尻すぼみするのも当然ですわな。 元がワンアイディアの短編映画ですから、長編化にはやっぱ無理があったって事でしょう。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-05-28 09:18:15) |
10. ランボー/怒りの脱出
1作目からキャラだけ借りて全くの別物のアクション馬鹿映画となっているわけなんですが、一般に認識されている「ランボー」のイメージは実はこの第2作以降のものです。 そう考えればこのシリーズをヒットさせてランボーというキャラを確立させた功績はこの映画にあると言って間違いありません。 グレムリン2で「んーランボー!」と言いながらモグアイが真似をするのも明らかにこの2作目のランボーですし。 さて、そのようなパターンは実はわりと沢山あって、わかりやすいのがエイリアン。 宇宙船だのエイリアンだのいうギミックを外してみれば実は地味なソリッドシチュエーション密室ホラーである「エイリアン」を、派手なドンパチアクション馬鹿映画にしたのが「エイリアン2」 ターミネーターなんかも似たパターンで(まぁターミネーターはまだ1作目の要素を残していますが)、2作目で派手なアクション映画に変身させて成功した映画というのは実は沢山あるわけです。 まぁ2作目というのは1作目を超える必要があるわけで、そうするとどうしても派手めにするのはしょうがないわけですが、そういう作品の嚆矢となって成功した作品ってなんだろう…と考えると、実はこのランボー2なんではないか、と思うわけです。 それまではレイダース→魔宮の伝説のように、1作目の路線をきっちり継承して続編を作るのが普通でしたから(代表的なのは007シリーズでしょうか)、まるっきり路線を変えて成功させたというこのランボー2というのはもっと評価されてもいいんじゃないでしょうか? いや、僕が適当な事を書いてるだけかもしれませんが笑 [地上波(吹替)] 6点(2020-05-23 13:23:03)(良:1票) |
11. (r)adius ラディウス
《ネタバレ》 観始めから観終わるまでに映画の方向性が270度くらいズレていくすごい映画。 最初の設定の謎とかそういうのは途中からどうでもよくなって、え、そっち?っていう。 「誰も予想だにしない驚きの展開」とでもキャッチコピーが付いてればいいんでしょうけどね。いやいいのか? ストックホルム症候群のバージョンを描くために、ここまでの超絶無理設定を持ってくるのはさすがに反則でしょう。 そもそも製作者は綺麗にオチつけたつもりかもしれないけど、能力の設定が全く解明されてないんだから、死んでも能力だけ残ってるとかあの女に能力が移動するとか、あそこからどうなるかわかんないわけで。全然オチてないっていうね。 映画の途中、主人公が「このサイコ野郎」と言われるところがあるんですが、まさかあれ伏線だったんでしょうか笑 [インターネット(字幕)] 5点(2020-03-25 15:35:04)(良:1票) |
12. ランペイジ 巨獣大乱闘
原作であるゲームの「ランペイジ」が日本では全く無名のため「巨獣大乱闘」という邦題が追加されてるわけですが、それがこの映画の内容を非常によく表しています。怪獣じゃなくて巨獣なんですよね。 シンプルに何も考えずに楽しめる巨獣乱闘娯楽映画。 それ以上でもそれ以下でもないからこそ、絶賛する人もいない代わりに酷評する人もいない。 そんな「わっかりやすい」映画です。 [地上波(吹替)] 6点(2020-03-19 15:34:56)(良:1票) |
13. ラ・ラ・ランド
《ネタバレ》 ミュージカル映画のレビューの都度書いてますが、私はミュージカル映画が基本的に大好きです。 夢と希望に満ち溢れたある意味エンターテイメントの極致だと思うからです。 という事でこの映画なわけですが… この映画については当初から絶賛する人が多かったわけですが、一方で否定的な感想も相当数見かけました。 どうやら万人受けするタイプではなく、人を選ぶ様子。 …さて自分はどうだろう??と観てみると…いや残念ながら否定派の方でした。 その感想も、まさに多くの否定派の人の感想とほとんど変わらないものです。 要するに「主人公2人がクズで感情移入の余地がまったくないのに、そんな2人に踊られてもなぁ…」と、そんな感じ。 冒頭のミュージカルシーンが素晴らしいというのは事前に聞いていた通りで期待させてくれたんですが…しかし、これもよく言われている「序盤のシーンがピークでした」という感想になってしまうわけで。 個人的には、なぜこのまったく好きになれそうにないクズの主人公(特にライアンゴズリングの方な)のどうでもいい物語を見て「素敵!」と思えるのか不思議でしょうがありあません。 ミュージカルってそんな映画じゃないと思うのです、うん。 [インターネット(字幕)] 4点(2019-05-17 15:37:06) |
14. ラブ & ドラッグ
《ネタバレ》 映画序盤で、でかでかと出てくるファイザーの名前。 ナニコレ、バイアグラの映画だったりするの?と思ってそこでwikiを見てみるとほんとにそうだったっていう…てかノンフイクションなのか。 でもそういう観点であらためて観ると今度はバイアグラは別に単なる脇役だっていうね。 パーキンソン病にいかに寄り添うかがメインテーマなわけですが、日本人は白人と比べてパーキンソン病にかかりづらいので(というか白人が有色人種と比べてパーキンソン病にかかりやすいわけですが)あまり社会問題化しておらず一般にはなじみもないので、日本人はこれ若年性アルツハイマーあたりに置き換えてみると非常に理解しやすい映画かと思います。 さて普段の僕のレビューであればアンハサウエイのおっぱい!とか書くところですが、今回はバイアグラの事を。 さて一時代を築いたバイアグラですが実際に使うとかなり副作用が強く鼻づまりはあるし頭は重くなるし何より脚がめっちゃ重くなります(これは翌日まで地味に残ります)。いちいち女性に見栄をはるために使うにはちょっと躊躇するレベルの副作用。 実際に劇中で主人公の勃起が収まらなくなるという副作用が描かれていますが(幸いにも個人的にはそんな目にあった事はありません)まぁそれくらいいろいろ副作用がきつい薬なわけです。(それでも使っちゃうのが男性の悲しい性だったりしますが笑) 字幕では出ませんでしたがアンハサウエイがED薬を語るセリフの中に「グラクソとかも開発してる」と語るシーンがありまして、そのグラクソが開発した後発のレビトラははるかに優秀で、それと比べればバイアグラは完全な下位互換。 何しろレビトラは副作用が段違いに少ない(体感で半分以下)上に本来のED改善効果もバイアグラより上なわけですから本来であればもはやバイアグラに出る幕はないわけです。レビトラ万歳。 しかし先行して話題になったのは大きく、一般には今でも「そういう薬=バイアグラ」というイメージは残ってるのが面白いところです。人間って結構コンサバですからね。(もちろん薬には個々人との相性があるのでバイアグラの方がいいという人もいるんでしょうけど) さてこの映画、そんな日本人にはあまりなじみのない薬となじみのない病気を扱った映画なんですが、それぞれ簡単に身近な物に置き換えてみる事ができるため鑑賞の障害にはなりません。一方でそういう観点で観ると映画の内容自体は(元が実話であることもあり)わりと月並みで驚くような展開もなく最後も収まるべきところに収まるという非常にこじんまりとした映画になっています。で結局は他であまり見ないセクシーなアンハサウエイが一番のセールスポイントになっちゃってるわけで、ちょっと残念な映画かなと思います。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-12-15 15:05:10)(良:1票) |
15. ラブソングができるまで
《ネタバレ》 ある程度の年齢の人であれば、冒頭の「いかにも80年代後半のMV」っぽいOPで大笑い。 そしてそのあとの会議の「REOスピードワゴン…」で、さらにドン!と引き込まれて冒頭から期待しちゃうわけですが、さてその頃の洋楽を知らない人が見たらこの映画はどうなんでしょうか? トゥウイークスノーティスの監督と主演が再びタッグを組んだこの映画。 前作もそうなんですが、「そこそこ面白い」以上のものにはなっていないのが残念なところです。 個々の人間やエピソードはもっと深掘りして映画に絡める事が可能なはずで、たとえば大学教授はヒロインのトラウマキャラとして重要なはずなのに、ストーリーの中でほとんど絡んできません。 登場はしますが、有機的にストーリーに絡んでこないのです。 全編そんな感じで、底の浅いありきたりの話に終始してしまっています。 まぁそれなりに面白い映画ではありますが、あくまでも「それなり」 導入部でドン!と来た感覚で期待しちゃうとそれ以降はちょっとがっかり…な非常に惜しい映画です。 [インターネット(字幕)] 6点(2018-01-04 12:01:27) |
16. ラブライブ!The School Idol Movie
一応テレビアニメは観ましたが、基本的にラブライブに全く興味がない一般人の感想としては、フアンムービーとしてはよくできてるんじゃないかな、というとこです。 適当にストーリーのあるアイドルPVのような内容で、まさにファンムービー。 こういうものは好きな人が観るものであって、単品の映画として評価するものではありませんし、そういう観点でいえばそれなりによくできてると思います。 逆に濃いラブライバーが観れば(こだわりがある分)内容について言いたい事がたくさんあるのかもしれませんが、それはフアンの間で語るべきことであって、このレビューサイトで云々するべきことでもないでしょう。 [地上波(邦画)] 5点(2017-01-06 15:32:07) |
17. ラブ・アゲイン
《ネタバレ》 原題は「CRAZY, STUPID, LOVE」 「愛とはクレイジーで愚かしいもの」ってとこでしょうか。 映画の内容を(当たり前ですが)よく表しています。 しかし邦題は「ラブアゲイン」 はぁぁぁ? 誰がこんなタイトル付けたのか理解に苦しむんですが…映画の内容にもあってないし、印象的でもないっていう。 まぁそれはともかく、個人的なお気に入りはジェシカ。 ぶっちゃけ美人かどうかかなり微妙なとこなんですが、しかし映画観てるうちに彼女がえらく魅力的に見えてくるんですよね。 そりゃ13歳が魂の伴侶とか厨二的な事を言いだすのもしょうがないかな、と納得するしかありません。 また映画の中ではハンナのストーリーだけが完全に浮いてて、これがどう物語に絡んでくるかなと思えば、実際絡んできたときには「え、そうなの?!」と素直にびっくりさせていただきました。 シナリオの完成度が高いラブコメの良作だと思います。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-11-14 22:55:00)(良:1票) |
18. ラストスタンド
《ネタバレ》 何これ?結構面白いじゃん!的な。 最後の橋のシーン、当然早撃ちかと思いきや、ここではじまる怒涛のプロレス展開、バックドロップに絞め技…って、なんでこの人たちここで銃もってないの??的な。 老人賛歌的な。 最初と最後を町長がさらっていく的な。 観る前はもっとハードな映画かと思ってたんですが、ほっこりコメディ要素を適度に詰め込んだ見事なB級娯楽映画になっています。 副保安官やら人質になるFBIやら、出てくる女性がなかなかの美人ぞろい。 僕の一押しはダイナーのクリス! キミの一押しは誰? [地上波(吹替)] 7点(2016-07-23 14:38:42)(良:1票) |
19. ライトスタッフ
《ネタバレ》 序盤、1947年の音速突破から50年代の空のスピード競争を淡々と描き「これはほんとに地味真面目な映画だな」と観客が認識仕切った頃にぶちかまされる大統領相手のプレゼン「宇宙飛行士におすすめするのはサーファーです云々」ってどういうギャグなんだ、おい! 個人的にはこのシーンがこの映画のクライマックス。 真面目に書くとアメリカ宇宙開発と飛行機の歴史から見て時系列がやや混乱するシーンがあり、たとえばクライマックスのアトラス6号の再突入にかぶって対照的に描かれるF104ジェット戦闘機の高度挑戦シーンは実は3年以上前の過去に起きた出来事で決して同タイミングのシーンではないんだけど、多分そこは映画のクライマックスとしての意図的な脚色。 とはいえ、歴史から見れば嘘に見える作りなわけで、そういうとこはちょっと嫌。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-03-25 22:39:38) |
20. ラスト・オブ・モヒカン
《ネタバレ》 一言で言って「15年前のアメリカに韓流映画の原点があった!」的映画。 編集が下手なのかシナリオがまずいのかわからないけど、ブツ切れにクライマックスをつないだだけにしか思えない唐突かつ劇的なストーリー展開。 突然はじまる戦闘!脈絡もなくはじまカヌー競争!お約束の滝!火炙り!しかも主人公は冗談のように射撃が上手!お前はどこのアクションヒーローなんだ?? そして、いつのまにか恋に落ちている人々。お前らなんで仲良くなってるんだ..過程は省略なのか??? そもそも主人公達3人がなぜあれほどヒロイン達を守るのか理由が全くわからないぞ! 悪役は徹底的に悪!わかりやすいくらいの悪役っぷり!真面目な歴史物として評価すると問題だけどアクション物として考えると全く問題ないくらいのステレオタイプな悪役だ。 ライバルにはお約束の見せ場が!炙れ! 主要キャストはみんな死ぬ!親切に全員素敵なクライマックスシーン付き!映画的にはみんな犬死にじゃないぞ! そして最後は主人公達だけハッピーエンドで夕日に向かって勝利のポーズ! 音楽がまたダサい。ワンパターンのシーンにマッチしすぎるわかりやすい音楽にまたげんなり。 15年前のアメリカにこんなド韓流映画があったなんて....ある意味感動.. [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-03-07 10:00:11)(笑:1票) (良:1票) |