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プロフィール
コメント数 21
性別 男性
年齢 54歳
自己紹介 音楽業界の端くれに居ります。
1970年生まれ
茨城県出身
現在渋谷区在住。
tjの"t"はファーストネーム。
"j"は、敬愛するAntonio Carlos Jobimから来ております。

基本的考えは「ラストサムライ」に2点をつけたレビューに書いてあります。
お時間があればご笑読下さい。

さて近年、
古い
長い
白黒
無声
コンピューター使ってないからしょぼい
という「哀しい」理由で
数々の素晴らしい作品を
味わえない、楽しめない方が多い
という事態を憂いております

また
「OK!の最低ライン」が
供給する側も受け取る側も「明らかに下がっている」故の悪循環
という事実に
アート、娯楽を供給する側として
大きな危機感を持っております

事態を打開すべく
自分が属する音楽業界で
自分に出来る事を細々とやっていきます


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1.  ラスト サムライ
飛行機の中で観ました。 感想。眠くはならないです。それ以上のものはございません。  映画には、いくら「突っ込みどころ」があってもいいと思います。 それをもってあまりある魅力があれば。 又,製作陣が最初に提示した「約束の線」を自ら超えなければ。 しかし...  例えば、黒澤明、宮崎駿、武満徹,小沢征爾等のインタビュー/対談、スタッフの話、等をお読み下さい。 作る側の心構え,最低ラインというもののご参考になるでしょう。  「突っ込みどころ満載だが、魅力溢れる作品」の代表格として、「太陽を盗んだ男」を挙げたい。 特典DVDもご覧になれば更に「なるほど」と思われるでしょう。 勿論私にとって、そうした資料は「後付け」のもので、 彼らの作品はそんなことを知らなくても楽しめる、とてつもないパワーを持った作品です。 その源泉を知りたくて、その一部に触れて、「成る程!」というわけです。  この作品からはそうしたパワーが感じられない。  何に対してであれ,感動できる心は素晴らしい。 しかし、客が育たねば,映画の質はますます衰退します。 同時に、提供する側の心構えや「ここでOK」というラインが下がれば,作られるものの質も下がる。 そうした作品が全体に占める割合が上がれば、全体が薄まる。 客はその中で相対的な判断を行う。 そしてその中の作品や監督を「目標」にしてプロになる者。 そして彼らの「目標」は「目標」で「最低基準」でないために、さらに質が低下したりする。  料理同様,芸術にも「口に合う,合わない」という要素は存在する。 例えばベジタリアンであっても、近江牛というものは良質のものなのだ、と認める心は持ち合わせておきたい。 この映画がここまで絶賛されてしまうのは、私たち客側にも問題あるのでしょう。 トム・クルーズは現代の大スターであり、ハリウッドの中で最もパワフルな人物の一人です。 彼に「ここでOK」と思わせてはいけない。もう一押し,ふた押しさせるのは、観客の眼です。  「ここで大丈夫と思ったら、もう一押し。それが映画だよ」  その昔、黒澤明は言われたそうです。  このような現象は、音楽界、マンガ界においても非常に顕著なものですが。 
[ビデオ(字幕)] 2点(2005-11-01 01:30:12)(良:3票)
014.76%
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2628.57%
300.00%
400.00%
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614.76%
714.76%
829.52%
9419.05%
10628.57%

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