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1.  ランボー/最後の戦場 《ネタバレ》 
1.2.3というシリーズを通じて20年来の放浪を経てようやく故郷へ戻る決心をしたランボー、という話でしょうか。無謀なボランティア集団と関わることで、どこにいたってたいして変わりはない。やらない偽善よりもやる偽善の方が少しはまし。という諦念をようやく受け入れられたようで、最後の最後でランボーは故郷へと戻ります。長いシリーズもこれで終わり(にしてほしい。間違っても続編は作らないで欲しいと願います)話自体もミニマムですが、心境の変化や現地の悲惨な様子や人々の思惑が解りやすく描かれているので飽きずに見ることが出来ました。
[地上波(吹替)] 6点(2014-11-30 01:13:22)
2.  ランボー/怒りの脱出 《ネタバレ》 
当時は子供だったこともあり、ランボーという無敵のヒーローを熱狂して見ていた記憶があります。ハチマキやナイフ、弓矢が身の回りで流行ってランボーごっこをやっていたような。それだけに大人になってから改めて見ることに躊躇いがありました。あの楽しい記憶、無敵のランボーが色褪せてしまうのではないかと。ずっと見ることを避けていましたが、テレビ放映を機に思い切って再見してみました。大人の目で見てみると、残念ながらまごう事なきB級映画でした。事務方と現場の対立、思惑を秘めたそれぞれの立場に、ランボーという捨て駒が絡み、思惑が錯綜する。といった話でしょうか。アクションを見せることに特化したご都合主義の脚本や、無理のありすぎる設定、展開、人物構成にうーんと首を傾げることしきり。はなっから人と馴染もうとせず、作戦、自分に与えられた撮影の任務を無視して敵を倒してしまうランボーには社会性の欠如しか感じませんでした。結局最後まで乗り切れずに見終えてしまいました。それにしてもこの頃からスタローンは使い捨て、という意識があったんですね。寂しいなら悲しいやら、と微妙な気持ちになった再見でした。
[地上波(吹替)] 5点(2014-11-14 20:51:21)
3.  ランボー 《ネタバレ》 
もう何度も見ている映画です。最初に見た時は幼かったこともあり、一方的に迫害を受けるランボーに感情移入しながら、ヒーロー映画のような視点で見ていました。もう少し成長してからみると保安官側の気持ちも解るようになり、さらにランボーという人間を使い捨てにしてきた戦争、アメリカという国の病根というものにも触れることが出来るようになりました。さらに原作を読むと、ランボーと同様に保安官も使い捨てにされた側の人間であることが解ります。ランボー、保安官共に失ってしまった誇りを取り戻すための戦争というものが物語の骨子でした。映画はもちろん、原作も素晴らしい。奇跡のような巡り合わせで出来た映画だと思います。
[地上波(吹替)] 8点(2014-10-27 23:57:30)
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2156.67%
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