1. ラブライブ!The School Idol Movie
《ネタバレ》 TVシリーズは1期・2期とも一応見ていましたが、それほど熱心なファンでもなく…見に行こうかどうしようかと迷ってたくらいな私にとっては、なぜ彼女たちがスクールアイドルという形態にそこまで頑なな思いを抱いているのかが、いまいち伝わらず…(μ'sというグループ自体へのこだわりの方は分かるとしても)。むしろA-RISEの考え方の方が自然に感じます。が、この劇場版をラブライブというプロジェクトの集大成・結節点ということで考えれば、この劇場版の結論は定まったものなんでしょうね(2期終盤もそうでしたが)。ニューヨークでの話はTV終盤からの流れとはいえ、あまり必然性を感じられませんでした(あるいは単に花陽ちんの白米話やりたかっただけと違うんかい、と)。所々挟まるPVシーン・ライブシーンはなかなか良かったと思いますが。高山みなみ演ずる謎の女性シンガー(彼女は穂乃果の未来像なんでしょうか?)という幻影が要所で話を進める点が、やや唐突さを感じさせるものの、総じてファン向けコンテンツとしては、無難にまとまった出来かと思います。良くも悪くも春香と可奈の2人を軸として、他のアイドルの出番が割を食った感のある昨年のアイマス劇場版とくらべると、μ'sの方は9人それぞれ均等に出番もセリフもあった感があり、配慮されてるなぁ、と感じました。とりあえず完全にファン向けの映画なので、ラブライブをご存じ無い方には辛いかと思います。 [映画館(邦画)] 5点(2015-07-15 00:06:27) |