1. ランペイジ 巨獣大乱闘
《ネタバレ》 ランペイジってじゃじゃ馬って意味じゃなかったか?。まあそれはともかく巨大化した野生動物が暴れまわるお話。USAアクションムービーなので ①大都市を縦横無尽に移動しながらのビル群の破壊。破壊・破壊・ひたすら破壊の繰り返し。 ②諸事情で退役した凄腕設定の元・軍人が主人公。現場で現役軍人をサクッと張り倒して武器を調達して敵とタイマン勝負。 という、頻発パターンが飽きもせず描かれます。でもまあ制作資金は充分らしくCGはこまやかだし、欠伸が出ないくらいの笑いのネタもありました。 登場した途端にプロジェクト大失敗してる生物兵器会社。パワハラ社長姉弟。邪魔なほど図体でかい入道主人公は例によって軍人あがり。 巨大化された罪なき野生動物大暴れ。止められるのは元・アメリカ軍人主人公の俺だけだ!って主張しても現軍隊は相手にしてくれないので②をやらかす。『ヤツに武器は効かない!効くのは解毒剤だけだ!』そうなの?そのキュウリくらいの大きさの薬が全長30mで時速80kmで走り回るやつらに効くの?ふーん。 とにかく現場に踊り出す入道。さすが軍人。すぐに(都合よくそこに置きっぱなしの)ヘリをかっぱらって2~3回失敗しても飛行する。 『解毒剤を飲ませるんだ!』だからどうやって全長30mの、、、、いやまあいいや。とにかくどうにかするんだろ元アメリカ軍人だし。 しかしパワハラ社長(姉)に腹を銃撃される入道。えっ終わりなの!?と思ったら『急所は反れた!』いやアンタそこ肝臓に当たってるし。 解毒剤の貯蔵庫は電子ロックされてるけど一発蹴とばせば壊れるし。 データ消去されてもそこらへんのターミナルにパッド繋げば探せるし。 「悪党はゴリラの餌よ!」正氣を失ってもちゃーんと悪党をセレクトして食べる(グロいよこのシーン)ジョージ。一緒に食べた解毒剤が聞いて正氣を取り戻し、入道の『俺たちで奴らを止めるぜ(びしっ!)』に応える雄叫び。カッコいいぞヒーロー(キュウリ大の解毒剤は即効性あるらしい)。 見たことない銃器をバカスカ撃ちまくって巨大オオカミと戦う入道。肝臓撃たれてもアメリカ軍人はなんともないぜ! オオカミもビルをぶっ壊しながら反撃!。オオカミのくせにゲゲゲの鬼太朗(若い人は解らなくてすみません)みたいに体毛を針にして飛ばしたり、なぜか四肢生えた膜で滑空して飛ぶ!。いかに入道でも驚いて一言『オオカミだって飛ぶよな。』いや飛ばねーから普通。 新規参入してきた巨大ワニがオオカミを退ける!。入道の相棒・ゴリラが助けに来る!。ゴリラ劣勢!。入道は(都合よくそこに置きっぱなしの)軍用ヘリの機銃を打ちまくり、弾薬を投げつけ、ゴリラを援護する!『俺の友達に手を出すなあああああああ!』 偉いぞ入道!その友情に目頭が熱くなるぜ!。巨大モンスターと至近距離で戦う人間なんてアイアンキングの相棒・静弦太郎以来だ!(若い人は解らなくてすみません)。肝臓撃たれてるのにアメリカ軍人は(ry。 結果、ビルが倒れたり倒れたビルの上から飛ばないヘリで非難したり、そのヘリごと地上に激突しても無事でぴんぴんしていた入道さん、アメリカ軍人は無敵どころか不死身だぜ!ってことですかね。ここに文句言っちゃいけないんでしょう多分。 相棒のゴリラさんも身体ぶち抜かれてるのに無事。街は大規模で甚大な被害が出てますがこれも文句は(ry 問答無用。反論不要。女子供は麦を食え(これは違うか)。 これぞいかにもな、ザ・アメリカン・アクションムービーでした。前大統領のトランプさん流に言うならアンメウィカン、フゥスト!ってとこですかね。観終わったら全てを忘れそうです。 でもあえて一言。格闘シーンにて、背景が物凄い速さで流れながら人物を度アップに接写したり一氣に遠引きしたりする目まぐるしい撮影手法は日本の少年向けアニメの影響でしょうか。観てて疲れました。 [地上波(吹替)] 4点(2020-04-01 15:12:06)(良:1票) |