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1.  ランブルフィッシュ
いまいち話に乗れなかった。ミッキー・ロークの雰囲気はとても好き、街の雰囲気も日本人が思い描くアメリカの田舎町って感じで良いんだけど……。
[DVD(字幕)] 5点(2016-12-12 23:59:25)
2.  ラ・ジュテ
私はどうしても伝説のクソゲー『Plumbers Don't Wear Ties』のことが頭から離れなかった。こんな産業廃棄物とは比べ物にならないほど美しいフォトモンタージュ映画映画なんだけどね。しかし、『アルファヴィル』を見た時のような退屈さが襲いかかってきて、最後まで見るのが辛かった。30分にも満たない映画なのに。退屈さを紛らわすために『Plumbers Don't Wear Ties』の司会者やケツ毛の濃い主人公を思い出したりするともう全く別の映像体験に……。
[DVD(字幕)] 6点(2016-02-25 14:24:27)
3.  ラン・オールナイト 《ネタバレ》 
『96時間』シリーズにいまいち乗りきれなかった私でも楽しめた。話はだいたい同じですから、『96時間』が好きな人は楽しめるんじゃないかと思います。昔はすごかったらしいジジイが家族のために頑張るんだけど、アクション以外に見どころがあるのが良い。経歴やかつての振る舞いから父を嫌い、カタギとして幸せな生活を送る息子にひたすら尽くすんだけど理解されず、俺達はあくまでピンチだから助け合うんだという二人の関係が崩れ、ようやくお互いを理解できるようになったのに…。悲しいけど、これでいい。リュック・ベッソンには作れないだろうな。超能力ないし(超人だけど)。作り手は明らかに『96時間』を意識しているし、『96時間』後のリーアム・ニーソンを起用しているということに自覚的。だから家族を主人公との対比に設定し、成功させているのがエラいですね。
[試写会(字幕)] 7点(2015-05-14 03:58:29)
4.  ライブテープ 《ネタバレ》 
とても楽しめた。70分があっという間でした。前野健太の曲が素晴らしい!とは思いませんでした(Sad Song以降の曲は良かった)けど、前野が胡弓使いと出会ってから瞬きすらできなくなってしまった。これはミュージカルじゃないか!と気づいたのです。路上パフォーマンスのライブテープであるという以上に、即興ミュージカルであるという点に心を奪われました。最初に胡弓使いが画面に登場した時、これはハプニングなのか?と思ってしまった。実際は演出だったわけですが、画面に登場する全ての人物たちも演出なのかもしれないと思い込まされてしまったわけです。インコースにストレートを2球続けられた後の外角球には手が出ないのと似た感じ。インコースを強烈に意識させられてしまったわけです。平気な顔で画面を横切る人、撮影を意識してニヤける子供、前野のギターにぶつかってくる通行人、その全てが演出かもしれない。あの日あの瞬間でなければ記録できなかった、刹那的なドキュメンタリー。撮影の近藤龍人の緩急のついた撮影も良い…『東京の空』でのカメラ回しはエンディングに相応しい。
[映画館(邦画)] 9点(2015-04-12 08:37:06)
5.  ラッシュ/プライドと友情 《ネタバレ》 
映像は迫力があります。素晴らしい。物語もいい。複雑な心境を主演の二人が表現できているし、ラウダが復帰した時の会話は感動して泣いてしまいました。ただ、日本GPから演出が変わってしまったことが不満。なぜスローモーションを連発しちゃうのー?ジョニー・トーのスリを思い出しました。雨、傘、スローモーション、極限の緊張感。ただ、この使い方は緊張感を削ぐ。もう一つ不満な点があり、史実ものの映画にはつきものなんだけど、GPの決着がもたついててイマイチ。引っ張りが下手なんじゃないですかねー。
[映画館(字幕)] 7点(2014-07-11 00:00:34)
6.  羅生門(1950)
羅生門でのシーンはどうでしょう、あまり必要ないのでは。せっかく三者三様のエゴが浮き彫りになる一連のシーンが素晴らしいのに、言葉で説明してしまっている。台なしとまではいかないにしても、もったいないと思いました。ただ、この映画で悪いところはここだけです。他は本当に素晴らしいんですが…点数としてはこれくらいですかね。羅生門シーンはかなりのマイナスでした。黒澤映画の中で唯一評価と感想が異なる映画です。
[DVD(邦画)] 6点(2013-10-10 01:31:08)
7.  ランボー/怒りの脱出 《ネタバレ》 
僕の大好きなランボーが恋をするなんて、萌え死にます。しかも恋人が殺されて復讐に燃えるランボー。燃え死にました。話なんてのはどうでもいいんですよ!ただスタローンが大暴れするってだけの映画ですが、僕は大好きです!
[DVD(字幕)] 8点(2013-08-25 13:25:53)
8.  ランボー/最後の戦場 《ネタバレ》 
「3」という国辱級の映画を創りだしてしまった人気シリーズの終焉にふさわしい映画でした。これまでランボーがやってきたことは映画としては面白かったかもしれないけど、実際には一つも笑えない、ただの残酷ショーであるということを徹底的に見せてきたスタローンの誠意を感じました。続編が作られたら嫌ですね。これで終わるべきシリーズです。これで終わってこそ輝き続けるシリーズだと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2013-08-21 11:15:00)
9.  ランボー 《ネタバレ》 
シルヴェスター・スタローンという俳優について勘違いしている人ほど衝撃的かもしれません。僕もこの映画とロッキーを見るまではスタローンはバカ映画に出てる人というイメージしかありませんでしたが、町を破壊するほど暴れまわった後のランボーがメソメソ泣きながらトラウトマン大佐に心情を吐露するシーンで号泣してしまいまして、心のなかで「スタローンごめんなさい!」と100回土下座しました。当時のベトナム帰還兵たちの心情をぶち撒けた映画として、尊敬せざるを得ません。ロッキーとランボー、2つのアメリカを象徴するアイコンを演じたスタローンに敬礼。
[DVD(字幕)] 10点(2013-08-15 23:20:47)(良:2票)
10.  ランボー3/怒りのアフガン 《ネタバレ》 
ランボー・ランボー2のファン、特に2の大ファンとしては、ただの馬鹿アクション映画に成り下がってしまった今作が嫌いで嫌いでしょうがありません。2から引き続いて登場したあるアイテムを馬鹿ガキに渡して魂の継承だ、その調子でソ連をやっつけろ、なんて人間が考えたストーリーとは思えません。その後現実に起きた大事件についての皮肉を言うつもりはありませんが、ふざけている。ふざけている。許せません。ここまでのことであれば1点でもいいのですが、ランボーとトラウトマン大佐のやりとりがあっさりしすぎです。ようやく二人の熱い友情を肉体的な意味で見ることができるのか…!と期待して見ただけに、失望しました。なので0点ということで。シリーズの汚点ですが、この映画がなければランボー4はあのような話になっていなかったかと思われますので、どんなに嫌いでも息の根は止めないであげましょう。
[DVD(字幕)] 0点(2013-08-10 21:17:49)
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