1. ライトハウス
《ネタバレ》 現実と妄想と狂気が交錯する映画は多く、本作もその中のひとつ。 劇中にプロメテウスの名が挙がり、ラストには死ぬことも許されず、 永遠にハゲタカに腹を食われ続ける罪を負ったプロメテウスの神話にもつながる。 人は、無知がゆえに罪というものを理解できないとゼウスが断じたにも関わらず、 人に火を与えてしまったことがプロメテウスの罪であり、永遠の贖罪の理由。 ラストシーンがプロメテウスの永遠の贖罪の比喩であることや、 プロメテウスの罪である火を灯台の灯を比喩したんだろうなとは思いましたが、 全体的には、結局なんなんでしょうねぇ、と思ってしまいました。 でもWデフォーの存在感が圧倒的で、 目をかっぴらいて圧倒してくる演技を見れただけで満足です。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-06-15 22:19:52) |
2. ランボー/最後の戦場
ランボーの孤独と強さ。 何も語らず、何も求めず。 でも、根底に悲しさと優しさがある。 アクション映画ですが、見終わった後にホッと笑顔になれました。 [インターネット(字幕)] 9点(2021-10-30 15:29:15) |
3. ラビリンス/魔王の迷宮
《ネタバレ》 大人になってわかった。 ジャレスは、城に引きこもって好き勝手にしながらも孤独。 永遠に続く孤独の住人。 それは全てを否定して、私は孤独なのだと疑わずに信じていたサラの心の住人。 ジャレスがサラを求めたのは永遠の孤独から救われたいという願い。 様々な障害を与えながらも、自らのもとに来て欲しかったのはジャレス。 孤独なのは、辛いのは自分のせいじゃない、という理由を探して様々な言い訳を欲しがったのはサラの心。 ジャレスは、その思いに寛大に応えただけだ。 迷宮に囲まれた城にたどり着くまで、人を助け、助けられ、孤独じゃないことの幸せを知ったサラを見届け、 ジャレスはひとり、空へと去っていく。 永遠の孤独は自分が持ち去るとばかりに。。。 それにしても、出てくるキャラクターの愛おしさは、悪意も寓意も含め魅力的。 ジャレスが時計をにらんだ後、ゴブリン達とワイワイ歌い踊るシーンは サラは何、グズグズしてやがるんだよ!ってヤケクソ感がDボウイの歌声も相まって最高です! 追記 ブルレイの特典を見て、脚本がテリージョーンズと初めて知った。 なるほど、ちらちら見え隠れする悪意というか、風刺に得心ですwww [映画館(字幕)] 10点(2017-03-18 10:20:36)(良:1票) |
4. ライトスタッフ
《ネタバレ》 ライトスタッフ 適材適所、という訳が正しいかは分かりませんが それぞれが、どうしようもないほどのロマンを抱えて 自分の可能性に命さえも掛ける男達ですが 必ずしも求めた夢が叶うわけではありません それでも、男たちは自分がするべきことに 自分だからこそできることに、誇りを持って臨みます 傷だらけで堂々と歩くイエーガーの姿が熱く胸に残ります [映画館(字幕)] 9点(2016-07-30 02:38:53) |
5. ラブ & ドラッグ
《ネタバレ》 綺麗ごとのない ラブストーリーでした 愛する資格や 愛される資格 純粋な人ほど それにこだわり 縛り付けられ ごちゃごちゃしてしまうのでしょう よか映画でした [ブルーレイ(字幕)] 9点(2015-12-09 22:45:06)(良:1票) |
6. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
《ネタバレ》 これはあくまでも娯楽映画。 死刑制度は、こんな単純なことではありません。 どんでん返し映画としては秀作ですが 死刑制度を娯楽に使う作風は好きになれません。 [DVD(字幕)] 3点(2015-06-26 04:29:19)(良:1票) |