1. ラ・ジュテ
全編スチール写真にナレーションという画期的且つ美麗で「12モンキーズ」の元ネタになった作品。20分弱という短さながらしっかりとした構成、選りすぐりのカットで驚きの連続。しかも一瞬だけ動画を取り入れそのシーンはハッとするような美しさ。幼い頃空港で出会った女性にデジャヴを感じ、成人して囚人になってしまった主人公は命と引き換えに地底人の実験に参加する。それは過去、そして未来の世界にタイムスリップし第三次世界大戦で荒廃した世界を救う任務であった。ラストは驚きの展開ですが、全編ナレーションの割にはいさいさか判りにくいかも知れません。ま、この尺でこれだけ濃密でドラマティックな作品に仕上げられている事自体がスゴイのですがね。 8点(2003-03-27 01:04:41) |
2. 乱気流/タービュランス
ローレン・ホリーの頑張りに乾杯!女性版「ダイハード」って感じですか。乱気流に突っ込むだけでも大慌てなのに、護送中の犯罪者が暴れだすわ、機長&副機長のダブル死亡、機体に穴があく、そしてサイコな犯罪者に狙われる。映画ならではの盛りだくさんな設定。「逆境には強いのよ」のセリフ通り気丈に飛行機を操縦するスッチーに感動しました。ラストで管制塔が見えたときにはジィィィーンときました。都合よい展開とあっけないラストでしたが、そこそこ面白かったッス。 7点(2002-10-15 01:15:34) |
3. ラッシュアワー2
チャン・ツィーの出番が少なすぎ!セリフが無さ過ぎ!化粧濃い過ぎ…あらぁ、チャン・ツィーファンの私としては不満マンマンですよ。箸で髪の毛をクルクルッと束ねたり、ラストでちょっぴりサイコになるところとかおいしいシーンはあったものの、あれじゃ、チャン・ツィーの良さが全然出てない!!(怒)それにこの作品ってやっぱり主役の二人、どうも不協和音がギンギン聞こえてきます。テンションが高いはずのシーンでも何となく冷静に見てしまえる所とかね。エンドロールのNGシーンは良かったですし、ジャッキーアクションには相変わらず関心させられましたけどチャン・ツィー見たさでこの作品を観たんで、こういう点数です。 4点(2002-05-04 12:41:33) |
4. ラッシュアワー
折角のジャッキーがハリウッドに進出しても彼の登場シーンでは「チャカチャカ、チャンチャン、チャンチャンチャン~」ってラーメンどんぶりを持ったなまずヒゲの中国人を連想させるBGMが...。監督!香港の大物俳優つかまえて、敬意っちゅうもんが無さ過ぎる!!道路で車から車へスラリと華麗に乗り移るおいしいジャッキーを見て少し「ホッ」としました。 5点(2002-03-31 18:36:53) |
5. ラン・ローラ・ラン
色んな演出を取り入れており、短いながら充実した作品でした。チョットおバカなマーニーとローラのやり取りが面白かったです。前半でいきなり「ぅえっ??!!」と驚かせてくれました。だって死んじゃうんだもの! 7点(2002-02-10 20:16:37) |
6. ラブetc.
全編どことなくボーイッシュなシャルロットは中々よかですたいっ!新聞広告で知り合ったマリーとブノワ、そしてブノワの親友のプレイボーイのピエールを交えた三人の恋模様を描いた作品なんですが、ピエールの気持ちが次第にマリーへ固執していく気持ちは何となくわかります(かなり自分本位でしたが...)。テーマである「この瞬間が永遠に続くものと思っていた...」、これを踏まえて作品を観ると切ない気持ちでいっぱいになりました。結婚式の記念写真でお互いの心中を表現したシーンは面白かったです。ま、余りに淡白で理解できないラストにはこの作品の甘さを感じますけど。 6点(2002-01-05 01:16:21) |
7. ライブ・フレッシュ
えっ?これってあのアルモドバル監督の作品なの?と思うくらいノーマル(でも一般的にはやっぱりアブノーマル)で驚きました。ペネロペ・クルスのオープニングシーンは要らなかったような...。しかしどの登場人物にも愛着が感じられないのでキャスティングにも今ひとつ魅力がありませんでした。主人公はタラコ唇でおヒゲの濃いややいけてない青年、恋する女性は存在感のない希薄な女性、恋敵はマッチョでヘンな髪型のお兄さん、主人公の恋人はおばさん丸出し... 4点(2001-12-24 15:34:25) |
8. ライトスタッフ
ラストの大空にぶっ飛んでいくロケット(ポット?)の映像はシンプルながらもジーンときました。特に野心家ながらも人懐っこいデニス・クエイドに共感しましたね。エド・ハリスやランス・ヘリクセンが出てて、中々シブイキャスティングですよね~。個人的にはエド・ハリスの奥さんが出るたびに涙腺が緩みました。サム。シェパードの男気ムンムンなかっこよさにはしびれます。(多分借りたガムは返してないと思うけど...)BGMは思わず行進して口ずさむくらい印象的でした。熱~くなれる作品です!! 7点(2001-12-13 23:06:13) |
9. ラストサマー
「スクリーム」の二番煎じから抜け出せない作品でしたが、全体的には期待しないで観ると意外と楽しめます。どっきりどきどきな展開も体がビクッと来ますね。ストーリは強引なんで途中で判らなくなるくらい。ホラーというよりはサスペンスの分類ですね。サラ・ミシェルゲラーのいじめられっぷりには「ほら!逃げて、逃げて!!」といいたなるくらいです。折角逃げおおせたのに...パレードに邪魔されて声がかき消されるシーンは拍手です。ちなみに映画館で見たときはラストで観客の8割は飛び起きてました。(私もその一人...) 7点(2001-11-06 20:49:45) |
10. ラストサマー2
強引な展開で「え???」の連続。「どぉーせ、助かるんでしょ?!」ってのが〇判りな展開。死ぬ人も死相でまっくてて、容疑者も絶対犯人じゃないのがバレバレ。1作目はバランスも取れていて面白かったんですが、ホラー映画の定説どおり続編は破滅の一路をたどった作品でした。ま、お茶をすすって見れます... 2点(2001-11-06 20:35:46) |
11. ラビリンス/魔王の迷宮
子供の頃毎週「映画ダイジェスト」を観てはワクワクした作品でおかんに頼み込んで見に行きました。しかしデビット・ボウイのあまりのもっこりもこもこの衣装(しかも自慢げ!)に恥ずかしさを覚えました。ネバーエンディングストーリーっぽいファンタジックな作品ですがジェニファー・コネリーの大根役者ぶりで現実に引き戻されます。でもかわいい!!美人ってつくづくええなぁと思う今日この頃。 3点(2001-08-28 21:40:23) |