2. リンダ リンダ リンダ
ストーリーにこれといった抑揚があるわけじゃない。意味があるわけじゃない。ただ、それが、それこそがこの映画の訴えかける「何か」を連想させるのであって、後味はけして悪くない。ペ・ドゥナ、香椎由宇に目がいきがちではあったが、劇中の「バンドをやる意味なんてない」が、凝縮された、清々しい青春映画だと思う。甲本ヒロトのお兄さんが教師役で出てたとこもブルーハーツファンとしては嬉しい配役。この映画に意味などいらなかった。全てが青春のエッセンスであり、青春とはそんなものなんだろうと思う。 [DVD(邦画)] 7点(2008-01-13 01:12:59) |