3. リトル・ダンサー
すげーイイ映画です。父親の前で初めてダンスを披露するシーンなんかカッコ良過ぎだって。「どうだ俺上手いだろ?すげーだろ?こんなに自由に跳んで回れるぜ!この才能と努力をおめおめ無駄にさせていいのか!俺にオーディションを受けさせろ!分からず屋で頑固で甲斐性無しのボケ親父!」という想いがしっかりと伝わって来た。それほどあの時の主人公は鬼気迫る表情をしていた。そんな強い意志を持ち合わせる反面、家族や友人に接する彼の優しさに心を動かさずにいられねぇ。ゲイであることを親友にカミングアウトされても、彼は態度を変えないどころか別れ際にキスしてあげる。なんてヤツだ。俺だったら多分裸足で逃げ出してた。「アタシのあそこ見たい?」と幼馴染の女の子に言われて「見なくても好きだよ」。なんてヤツだ。俺だったら多分見せてもらおうとした。 7点(2004-03-19 09:36:36)(笑:7票) |