1. リプリー
太陽のような男(J.ロウ)に吸い込まれるように惹かれてゆくウダツの上がらない若者(M.ディモン)。この陰と陽のコントラストが見事。地下室に自分の過去を一切合財閉じ込めて、鍵を誰にも渡せないというディモンが、哀れだった。 7点(2001-04-29 04:42:21) |
2. リトル・ダンサー
本当に胸に来ると、あまり多くを語れなくなってしまう。おとっつあーん! 9点(2001-04-21 18:06:28) |
3. リチャードを探して
シェイクスピア劇に対するアメリカ人の「劣等感」のようなものを粉砕せんとパチーノが奮闘。彼が「目をつけた」役者陣が、それぞれに役を作ってゆく楽屋裏をみせてくれる。特撮などの映画的効果に頼らずに身体一つでやってける、この人たちはやっぱし上手いのぅと感心してしまった。 7点(2001-03-25 07:14:30) |
4. リトル・ヴォイス
「フィールド・オブ・ドリームス」もそうだけど、会いたくて仕方がない死んだ身内のいる人には、LVの気持がよくわかると思う。ベッドルームでの「再会」と、客席に父の姿を見つけたときのLVの笑顔は、とても切なかった。LVも、ブッ飛んでる母親も、それぞれに懸命に生きようとしていたのだなあ。歌わないカナリアが、鳩を飛ばす青年に恋するというのは・・・ふーむ、なるほどなあ。 8点(2001-02-15 07:50:16) |
5. リプレイスメント
「エニィ・ギブン・サンデー」の臨場感と肉迫感には足元にも及ばないけれど、コメディーだと思えば観られる。アメフトよりダンスの方が上手じゃん、きみら。 6点(2000-12-24 16:23:36) |
6. リービング・ラスベガス
ケイジの珠玉だあ。それにしても、エリザベス・シューは、学園者のプリンセスから、みごとに一皮剥けましたなあ。 9点(2000-12-10 07:10:08) |