1. るろうに剣心 最終章 The Beginning
《ネタバレ》 これはダメでした。観賞する時点で全5作品中もっとも得点が高かったので期待したのが誤り。 終始暗く静かな場面ばかりで、「The Final」のなかの巴のエピソードを膨らませただけで終わってしまいました。 期待した巴の日記なども、中身は凡庸で想像通り。果たしてわざわざこの作品を長尺で造る必要あったんでしょうか? 原作ファンで読み通している人なら納得かもしれませんが、私の中では普段ボーッとしていて真剣になると無双の剣心が世の中を正すイメージなので、肝心のアクションシーンがあまりなくてがっかりでした。 この映画での有村架純という女優礼讃については、もともと「ビリギャル」でも超美少女の片鱗を見せていたので(テイストは180度違いますが)、評価が高いのも納得。白い着物に雪のシーンなど、色白の彼女の美しさが際立っていました。 ただし、ほとんど無表情で黒髪で顔を小さくし、従順で喋っても透明感のある部分だけという「役得」だった印象も否めません。 最後までスローペースだったこの作品、4点に近い3点献上。 [地上波(字幕)] 3点(2022-10-22 20:39:15) |
2. るろうに剣心 最終章 The Final
《ネタバレ》 なんだか前作までと違ってテンポが悪い。ダラダラしていて展開が遅いのでグダる。 こんなに長くする必要なくて、もっと短く出来たんじゃないだろうか。 しかしアクションシーンは流石の迫力で、スピード感や破壊力とか並大抵の出来ではない。 しかし銃をまともに喰らって死なないんじゃ、もう人間じゃないわな。 敵もダースベーダーみたいなやつも出てくるわで、圧倒的な数を蹴散らす様はもうマトリックスとかと変わらないんじゃないか。 それにしても一作目から10年経過して、みんな老けたよね。ヒロインももう今作が限界だろう。 笑ったのは相良左之助。瀕死の状態で戦闘シーンに出てくんなよと。最後の恵との絡みは良かった。 5点献上。 [地上波(字幕)] 5点(2022-10-18 22:06:36) |
3. るろうに剣心 伝説の最期編
《ネタバレ》 いや面白かったですよ。 尻切れになっていた前作を引き継いで、いきなり福山雅治ですか。かっこいいっす。 アクションが満載で、どれも見応えがあって良かった。 神社で戦う関西人ヤンキーとか脇役もナイスキャラだし、いろいろぶっ飛んでいて楽しい。 最後はちゃんと笑いながら炎に包まれて死んでく志々雄真実も描かれていて納得。 しかし明治政府のやり方には不快感があるし、奥義をどうやって師匠から会得したのか省かれているので(地上波なのでカットされた!?)そこの不満はある。というか、奥義あるんなら最初から使えよってツッコミたい。 [地上波(字幕)] 7点(2022-10-16 21:32:11) |
4. るろうに剣心 京都大火編
うん一気に観ることができて、それなりに楽しかった。 超人離れした登場人物が出てきて盛り上がるし、殺陣もダレるところがなくて良かった。 まあ一部学芸会みたいな雰囲気はあるが、豪華セットで次々に見せ場があって飽きさせない。 前編ということで中途半端に終わるのは仕方がないところ。 [地上波(邦画)] 6点(2022-10-15 22:15:15) |
5. ルパン三世 ワルサーP38<TVM>
《ネタバレ》 人気作らしいけど、敵が極悪非道で血の気が多くて落ち着かない。ヒロインを含めて全体的な雰囲気も暗いし。銭形をピエロ役にしてコミカルに見せようとしているけど面白くない。 ルパンの粋な男気だけはものすごく魅力だが、脚本が練られすぎ。個人的にはもっと登場人物を少なくしてじっくりした作品が見たい。 [地上波(邦画)] 5点(2021-10-31 18:58:10) |
6. ルパン三世 THE FIRST
《ネタバレ》 予想していたよりも良い出来で、とくに前半は楽しめた。アニメよりリアルになったことで、アクションシーンの迫力が増したせいかもしれない。全体的にはさすがにうまくまとめてきたなという感じ、6点に近い7点献上。 ただ後半の謎解きはかの有名なインディージョーンズのパクリというのがバレバレだし、どうあってもルパンが成功するシナリオが見え透いているので、失速の印象。あと広瀬すずを主人公の声優に起用してしまったのは一番の問題点で、最後まで違和感があった。 [地上波(邦画)] 7点(2021-01-29 20:50:01) |
7. ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE
《ネタバレ》 冒頭と終盤に盛り上げたが 、ごちゃごちゃしていてよく分からない。 ルパン三世はよく観るが 、コナンは馴染みがないので、出てくるキャラが多すぎて消化できない。 それに対決(VS)じゃなくて、共闘(&)でしょ? アクションシーンが面白かったのはさすがだった。 [地上波(邦画)] 4点(2019-12-02 08:09:57) |
8. ルパン三世 princess of the breeze 〜隠された空中都市〜<TVM>
《ネタバレ》 暇つぶしには持ってこいの可もなく不可もないルパンTVM。 明らかに「カ◯オストロの城」を意識した作りになっているものの、劣化は否めない。 ストーリーに現実感がなさすぎ、いろいろぶっ飛びすぎてて逆が陳腐になっている。もっと普通の人間でいいんだよ。 シリーズは好きだがもうネタ切れだろう。 [地上波(邦画)] 5点(2017-04-01 07:59:27) |
9. ルパン三世 霧のエリューシヴ<TVM>
普通のアニメとして評価すれば6点。でもルパンシリーズとしては4点。タイムラビリンスものって、少しでも間違ってしまうと齟齬が出まくってしまうので、最後の手を使ったとの思いがよぎってしまい、来年からの放送が心配される。 [地上波(邦画)] 4点(2007-08-05 20:39:16) |
10. ルパン三世 天使の策略 ~夢のカケラは殺しの香り~<TVM>
え!?最後までボスの正体に気がつかず、最後まで「やっぱりルパンって面白い」なんて思っていましたが、評判悪いですね。7点に近い6点。 [地上波(字幕)] 6点(2005-08-01 19:08:45) |
11. ルパン三世(1978)
可もなく不可もなくという点数。出来としてはいいのだけれど、ドキドキワクワク感を感じない点が残念。「カリオストロの城」にも遠く及ばない。 5点(2004-10-23 09:13:02) |
12. ルディ/涙のウイニング・ラン
《ネタバレ》 この映画には悪い点はつけられない。それほど熱く、純粋でまっすぐな映画だった。とはいえ、序盤前半は主人公についてあまりいい印象がなかった。友達のパシリをやったり、口先ばっかりで全然結果が出ないところ等々。それが後半は周りの素晴らしい登場人物たちとも相俟って我々に感動を与えてくれる。特に一旦は挫折したときに黒人の中年の男が熱く語るところや、レギュラメンバーがルディのために次々とユニフォームを脱ぎ捨てていくシーン等々。そしてラストの「涙のウイニングラン」。ルディコールの中、その数十秒のために今まですべてをかけてきた想いをぶつけるルディに、青春の栄光と挫折、勝利の輝きを思い起こさずにはいられないだろう。見終わった後も、我々の頭の中には「ルーディ!ルーディ!」のコールが鳴り響いている。 8点(2004-09-02 15:39:35)(良:1票) |
13. ルパン三世 盗まれたルパン ~コピーキャットは真夏の蝶~<TVM>
最近の作品の中では思ったより面白かった。久しぶりにルパン三世を見なおした感じ。ルパンが盗まれてしまうという奇抜な発想から始まって、ルパンコレクション等秘密がぎっしりで楽しませてくれる。やはりあの名作「カリオストロの城」には及ばないものの、出来としては良いと思う。「コワイのは死ぬことなんかじゃない、人生が退屈なことさ」という台詞もまたよい。 6点(2004-08-03 21:30:04) |
14. ルパン三世 カリオストロの城
素晴らしい。娯楽映画としての要素は残して観客を楽しませつつ、カッコつけずにいられないルパンの何ともいえないキャラがカッコ良すぎる。 まあ久々に観ても相変わらず人間離れしているぶっドンだ展開なんだが、名シーンが多くて記憶に残る映画だよね。 気づいたんだが、最初にこの宮崎版ルパンを見てしまうと、普通のルパン三世シリーズは違和感を感じるだろう。この映画のキャラはみな紳士過ぎる。それだけに子供にも安心して見せられる作品ともいえるのだろうけれど。この映画を観て、ルパン三世オールナイトショーへ行くことになったほどのめり込んだ自分としては、その部分は少し残念。 [地上波(邦画)] 8点(2003-12-07 20:15:29)(良:1票) |
15. 流転の王妃・最後の皇弟<TVM>
スケールの大きい名画「ラストエンペラー」と較べるとパワー不足は否めないが、これだけの豪華キャストと派手なアクションも盛り沢山で、長い割にはなかなか良かったのではないかと思う。「ラストエンペラー」との違いを意識して作ったと思われる箇所が多かった。っていうかこれ、映画じゃなくてドラマではないのかい? 6点(2003-12-04 10:12:01) |