1. ルックバック
《ネタバレ》 20代前半の後輩2人と仕事中雑談している時に、「へまちさんルックバック好きそう」ってその時に初めてタイトルを知った。 その時は、生涯勉強を続けることの大切さ、何かをやり続けること、夢を追うことの素晴らしさと難しさについて語っていたと思う。 小説家と、アニメーターについての話をしていた気がする。 なら一緒に観にいくか〜と言っていたのだが、予告を家で見て、興味が出て我慢できずに、1人で観に言ってしまった。 レイトショーだが¥1700円統一という強気の価格設定に若干不満がありながらも購入し、入場。 20時スタートの日曜日のレイトショーは、20人ぐらいで、年齢層は20代〜30代と言ったところだろうか。 ・・・。 見て良かった。劇場で見て良かった。派手な音楽は泣く、心情を揺さぶる丁寧な音楽だった。 シアターの鑑賞者全員が、世界に引き込まれて、息を呑んで見ているのが伝わってきた。 藤野が京本の絵の力の差に圧倒されて閉まったところ、藤本が絵の勉強を頑張るために、教材を次々と読破して自分のものにしているところの描写が非常に良かった。 人間らしくて、成長を楽しむ姿が非常に美しかった。 京本が、美術に興味を持って、大学に進学したいと藤野に打ち明けるところも良かった・・・。 サラリーマンの私には本当に心に刺さった。 仕事が忙しく、「家に帰ってもやることがない」と言っている人間が多い。 そんなわけがない。人生は短い。やりたいことを知らないだけだ。 この作品を見て、もっともっと勉強して世界を広げようと思った。 いい作品でした。ありがとうございます。 [映画館(邦画)] 10点(2024-07-05 23:41:20)★《新規》★ |