1. レディ・プレイヤー1
《ネタバレ》 スピルバーグは人を楽しませるのが大好きで上手な監督ですね。今回もアクション、スリル、サスペンス、主人公と仲間の成長といったスピルバーグ節が満載で、最後まで楽しませてもらいました。金田のバイクもガンダムもメカゴジラもワンカット映ってますってレベルじゃなくて、ちゃんと役目を与えられて見せ場たっぷりの大活躍でしたね。キティちゃんでさえも、ぐるっと回るカメラの向こう正面にしばらく映ってるシーンがありました。本当に嬉しかったです。1つめの鍵のカーチェイスの場面は映像と音だけでBGMが無かったですが、様々な効果音とプレイヤーの悲鳴がよく聞こえてきて壮絶さと臨場感がよく表現されていたと思います。ラスト、イースターエッグを手にしたウェイドを見たソレントの複雑な表情は、先を越された悔しさと同時に喜びも表現しているように感じました。宝探しゲームがクリアできたことへの安堵か負けたことへの自嘲か、ハリデーの形見のイースターエッグを見られたこと(現実には見えてないけど)なのか。ハリウッド映画で悪の親玉が死なないというのも珍しい気がしますね。パトカーに乗せられる時に口から血を流していたけど、もっとあの場にいた人々にボコボコにされててもよかったと思う。 [映画館(吹替)] 8点(2018-04-23 22:51:58) |
2. レッド・プラネット
《ネタバレ》 火星までの道程、降り立ってからの酸素切れまではなかなかいい感じだったのに、エイミーの暴走からお話が変わっちゃいましたね。火星ならではの脅威が暴風だけしかないので、ロボットと虫を登場させて登場人物のピンチを作るしかないんだろうけど、ん~どうなんだろう。エイミーのひまわりみたいな手をしてファイティングポーズをとる姿が微笑ましかったけど。全体的に大した盛り上がりもなく終幕なのも残念でした。 [DVD(字幕)] 5点(2006-02-28 12:49:46)(良:1票) |
3. レオン/完全版
《ネタバレ》 B級の空間の狭さや光と影を使った演出など濃密な映像が二人の関係とだぶってて良い感じです。二人の関係は『カリオストロの城』のルパンとクラリスを連想した。一見するとロリータっぽいんだけど、よく考えてみるとお互いの愛情は少々ベクトルが違ってるんだな、って。おっさんの少女への愛情が一瞬そっちへ行ってしまいそうになる所も同じ印象。レオンの最期は場当たり的な物でなく説得力があって、「これで良かったんだよ」と思える良いエンディングでした。アクションシーンも痺れた。と、ここまで書いておいてなんだけど、やっぱり見た目の年齢差や愛情や復讐心故の強引で無邪気で勝手なマチルダの行動、レオンの殺し屋術の指南、無慈悲すぎなスタンスフィールド一味、途中のビョークの気味悪い歌声とか気になってしまう...。泣く泣く-1点です。 9点(2005-02-05 04:20:52) |
4. レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
《ネタバレ》 CMを見てメキシコ風味の「用心棒」を勝手に期待してたら、メキシコの田舎町的風景から一転、都会に場を移してオサレな雰囲気になって、それぞれ思惑を持った登場人物がたくさん出てきてストーリーを追うのに大変だった。(某国のドラマ・映画みたいに、名前と顔をなかなか覚えられないのもあるけど...。)ゴージャスなBGMやオープニングの空撮も「デスペラード」っぽくないなぁ。ウィレム・デフォーと将軍は悪役の迫力を出せずじまい、ミッキー・ローク(カッコよかった!)と元FBIのおっちゃんはいなくてもいいし、ジョニー・デップを前面に出しすぎ。一番不満だったのはカロリーナが死んでること。鎖でつながれた二人がビルから逃亡するシーケンスは凄く良かったけど、マリアッチ3人衆の歌に会わせて踊るカロリーナなんてシーンも見たかったなぁ。なんか途中から「デスぺラード」の続編というのは忘れるようにして鑑賞してましたが、脚本の出来と見せ方がイマイチだったのでこの点数です。実際は100分なのに120分以上に感じてしまうくらい、観終わった後疲れた...。 5点(2004-11-09 15:34:57) |
5. レイダース/失われたアーク《聖櫃》
ピンチにつぐピンチは素晴らしいの一言。イイもんはもちろん、ワルもんも魅力ある役者、役柄で最初から最後まで飽きさせずに一気に見せてしまう。劇場で見た時は音楽、効果音にもしびれました。 10点(2004-02-28 19:35:37) |