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プロフィール
コメント数 1963
性別 男性

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1.  恋恋風塵 《ネタバレ》 
冒頭のトンネルを映し出すシーンからして、既にこの映画における監督の狙いのようなものが感じられる。トンネルを抜ける列車の中での少年と少女の何気ない会話、幼馴染みである二人の何てことのない会話、気取った会話があるわけでもなければ、お互いが相手のことを好きでありながら叫ぼうとするようなそういう行動などこの二人は絶対にしない。愛なんて、大げさに口にして叫ぶものではない。言葉に出さなくても表情一つで相手に伝わるし、見ている私たちにも伝わってくるのである。そういうことをこの監督さんであるホウ・シャエシェン監督という人は解っている。二人がほとんどしゃべらない。おそらくこのテンポに対しても最近の映画、特にテレビ的邦画きりに慣れてしまっている人には物凄く退屈かもしれないが、映画とは如何にして映像で思いを伝えることが出来るのか?という映画的表現方法の上手さ、巧みさ、この映画を観ると、どれだけ今の映画が駄目かということが解る。懐かしい映像、昭和のどこにでも存在していた日本的な景色も同じアジア、国こそ違ってもそこな流れる空気、美しさは台湾も日本も同じである。懐かしさを感じさせるのに無理に大げさなセットなど要らない。まして、CGなんか不要である。元々そこに存在する景色をただ映すだけでこれだけのものが撮れるんだということをこの映画は教えてくれている。ストーリー的には特に凄いドラマがあるわけでもない。少年と少女の恋愛、別れ、駅での別れの場面での少女の去っていく後姿、後を追いかけない少年、これ以上、余計に追うことなく描き切ることでその後の兵隊へと出向くことになる少年の辛さ、何とも切ない少年と少女のラブストーリーである。
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-06-06 12:05:51)
2.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》
う~ん?どうもこのシリーズの中では私はこれが唯一、楽しめたけど、そんな中でもやはりこの監督らしいあざとさ、ナチスというものを持ち出す。もっと普通に描けないのかなあ?アクションに次ぐアクションの連続に活劇としての楽しさも伝わってくるものの、そのあざとさが引っ掛ってしまうのがマイナスです。まあ、それでもやたらとシリアスドラマみたいなものをうそ臭いヒューマニズムで固めているような最近のスピルバーグ作品に比べたらずっとましだし、普通に見ていられるという意味でこの点数です。
[映画館(字幕)] 6点(2008-06-21 20:17:28)
3.  レイジング・ブル
この映画、モノクロによる映像にしたことが良かったと私は思っています。マーティン・スコセッシ監督は最近じゃ、精彩を欠いてるけど、この頃のスコセッシ監督は作品に力強さが感じられて特にロバート・デニーロとのコンビは本当に素晴らしい!ロバート・デニーロは文句無く素晴らしいけど、それにも負けずショー・ペシが良い味を出してます。作品全体としては「タクシードライバー」ほどの強烈さは無いものの見応えたっぷりの映画としてマーティン・スコセッシ監督とロバート・デニーロの代表的な映画の一つとして外すことの出来ない映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2005-10-01 20:55:59)
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