1. レ・ミゼラブル(2012)
とても有名で大好きな物語ですが、ミュージカルは見ていませんでした。そういう見地からの感想は、ストーリーの運びが雑だなあ、ということです。それは唄に時間を割かねばならないからしょうがないのかもしれません。 また、ミュージカルの好きなぼくとしては、アップばっかりでつまらなかった。ソロだからといってもその人だけに寄り切らなくてもいいと思うのです。 ……大きく言って、その2点が不満でした。 しかし、唄を同録で録るという手法は画期的でした。 その知識はなく見たのですが、見ていて普通のミュージカルと違うこの感じはなんだろう?と思い、みな口パクではなく実際に歌っていることに気づいた時には鳥肌が立ちました。口パクではなく生で歌うことが、これほど唄の感情を伝えるとは思いもしませんでした。映画では技術的にそれは今まで困難だったし、映画でもMVでも口パクが普通のことと思っていました。この映画は、ミュージカル映画にまったく新しい次元をもたらしたと思います。 [映画館(字幕)] 8点(2013-03-25 03:36:48)(良:1票) |
2. REDLINE(2010)
クルマやケムリなんかはたしかによく動き回るし、人物も全身の動きはあるんだけど、顔の表情なんかはほとんど変化しない。 人物の内面を動きによって表現するようなことには興味がなくて、ひたすら“形が変化すること”にしか興味がないように見える。 アニメーターの個性も感じられない。 アニメーションとしては、たとえば『崖の上のポニョ』のほうが100倍ダイナミズムを感じさせてくれ、ワクワクさせられた。 激しく速い動きや画面の歪みがインパクトを作ると思ったら大間違いだと思う。 それだけではドキドキできない。 [映画館(邦画)] 5点(2010-10-31 22:47:45) |
3. RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
感動させよう感まんまんなんだけど、脚本がずさんで登場人物の気持ちが全然描けてないのでとてもしらける。 極めつけはラストの中井貴一と高島礼子の会話。 ひどすぎて吹き出した。 [映画館(邦画)] 3点(2010-06-21 05:39:17) |
4. レイクサイド マーダーケース
最後のあれはギャグですか? [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-01-11 23:20:02) |
5. 恋愛小説家
毎日互いに「I Love you.」と言い合って言葉で確実に気持ちを確かめ合わないと不安になる国の人の恋愛模様。ちょっとした言葉遣いで100点と0点の間を行ったり来たりするような恋愛はめちゃくちゃ疲れそうですね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-06-13 12:23:24)(良:1票) |
6. レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―
あんまりジョン・ウーは好きじゃないんですが、良くも悪くもジョン・ウー映画。細かいこと気にせずお祭り感覚で楽しみましょうよ、そういう映画かと思いましたけどね~。 [映画館(字幕)] 7点(2009-04-16 22:42:55) |
7. レディ・イン・ザ・ウォーター
率直に言って、物語の先がどうなるのかという期待感を持続させてくれるという意味では純粋に楽しんで最後まで観ることができた。しかし、終わったあとのこの欲求不満は何なんでしょうか。最後にあっとヒザを打つ答えが用意されていると思ったのに…。そういう点では読後感は『サイン』に近いかったかも。 あんまり触れられてないと思うが、クリストファー・ドイルの撮影が素晴らしかったのは拾いものだった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-04-30 03:22:04) |