1. レディ・プレイヤー1
《ネタバレ》 映画ファンではあるが、ゲームファンではない。それでも、シャイニングやゼメキス監督絡みのネタに80~90年代を思い起こして楽しむとともに、メカゴジラvs.ガンダムに興奮しないわけにはいかなかった。冒頭は薄っぺらく感じたVRシーンも、現実世界との行き来が頻繁になってドラマ性が強まってからは違和感がなくなる。敵から逃げる現実世界のシーンは、ユーモラスとアクションがきれいに融合した、スピルバーグの演出の巧さが光る。ラストのストレートなメッセージも、胸に響く。スピルバーグのベスト作品ではないが、スピルバーグの映画として記憶される作品であることは間違いない。彼の映画に接する時代に生まれて良かったと、改めて感じさせられた。 [映画館(字幕)] 7点(2018-05-01 12:51:00) |
2. レヴェナント 蘇えりし者
映画の大半はベア・グリルスをも凌ぐサバイバル劇なのだが、映像の美しさはもちろん、ディカプリオのさすがの存在感で飽きることなく楽しめた。復讐、生きること、父子の絆など、観る人によって主題の感じ方は違うかもしれない。映画史に残る傑作ではないが、ディカプリオの代表作として記憶されるに値する映画です。 [映画館(字幕)] 8点(2016-04-23 13:24:39) |
3. REDリターンズ
《ネタバレ》 1作目は記憶にないので、期待はずれだったのでしょう。2作目はキャストがすごく豪華で楽しめました。中でも、ヘレン・ミレンの最強さがケタ外れでカッコイイ。さらに、A・ホプキンスも単なる偏屈博士で終わりかと思ったら、悪役の本領発揮で見ごたえあり。マルコヴィッチの安定感もいいですね。短い出番ながら、D・シューリスやB・コックスのネチッこさも存在感あります。ヒロイン度がアップのM・R・パーカーも輝いている! この俳優陣の中では、B・ウィリスの存在感はとても薄く感じてしまいました。ラストも活躍したようで、アクションでなく機転でシメているのがなんかせこい。 [映画館(字幕)] 6点(2014-07-03 20:09:14)(良:1票) |
4. レ・ミゼラブル(2012)
映画としては駆け足だし、クローズアップが多くて映画的奥行きがないのも物足りない。それでも、十分に感動させられました。ユゴーの描いた物語はいつの時代になっても心に訴えかけるものがあり、役者たちもアップに負けない力強さで歌い上げているからですね。ジャベール役は、ラッセル・クロウも悪くないが、ジェフリー・ラッシュの印象が自分には強いです。 [映画館(字幕)] 9点(2013-01-03 14:35:10)(良:1票) |
5. レイチェルの結婚
《ネタバレ》 精神的に不安定な女性と家族との関係を率直に捉えた映画。女性に対する家族それぞれの向き合い方が丁寧に描かれています。当たり障りなく普通に接しようという父親、勝手な行動に素直に不満をぶつける姉、関わりたくないような素振りを見せる母親。それぞれの行動から見えてくるのは、「家族」という切っても切れない関係。息子の死という暗い過去が背景にあることが後半に明らかになりますが、そういった過去があるかないかに関わらず普遍的なテーマなのではないでしょうか。 [DVD(字幕)] 8点(2010-03-30 23:28:54) |
6. レッドクリフ Part I
ジョン・ウー久々の快作。豪華な俳優陣とCG満載の迫力映像が映画館の巨大なスクリーンにぴったり。ドラマも善が悪を倒すというシンプルなものであり、大作と呼ぶにふさわしい。どのキャラクターも魅力的で、カッコイイ男たちの姿に爽やかな気持ちになれた。 [映画館(字幕)] 8点(2008-12-03 23:01:22) |
7. 恋愛睡眠のすすめ
主人公の夢(妄想)の世界を描く美術がとてもおもしろかった。ダンボールでできたレトロな世界に温かみがありました。全体としては、ストーリー性に乏しいので少し消化不良でしたが。 [映画館(字幕)] 6点(2007-07-26 19:23:43) |