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1.  レイジング・ケイン 《ネタバレ》 
脚本に穴がありすぎる。元凶は児童心理学者である父親だが、犯行の動機は研究材料集め。まず一人の多重人格者を作り上げ、幼児における人格形成過程を研究発表。次に大人になった彼を利用して別の赤ん坊を誘拐し、実験に使うつもりだった。その間彼は誘拐罪で捕まり、精神病院に送られ、偽装自殺している。その彼に実験を続ける理由があるだろうか?死んだ彼がどうやって研究を発表するのか。彼が児童心理に異常なまでの熱意を示す理由はなのか。何も提示されない。多重人格になったカーターがちゃんと教育を受け、医者になり、きちんと家庭を築いているのも無理がある。最後には女装した女性人格者が出てくるが、どのような人格形成過程を経て女性人格が出現するのか説明してほしいものだ。行き当たりばったりの印象が強い。◆行き当たりばったりと言えば妻の不倫もそうである。そもそも女医が瀕死の妻に付き添う患者と恋仲になるだろうか?そんな設定にした理由が分らない。もっと自然な設定で充分である。プレゼントを間違うのも、夜中にホテルに出向いてプレゼントを入れ替えるのも無理がある。夢や幻想を交えながら妻の心理を描写しているが、お門違いである。多重人格である夫(犯人)の複雑な心理をこそ描写すべきなのだ。ごく普通の妻と対比することで夫の異常さが強調されるのだ。妻の深層心理を描いても観客を混乱させるだけだ。◆観客への最大のトリックは溺死体だろう。沼で発見された女性死体は物語の流れから言えば妻である。しかしこれは最初の被害者だった。顔を見せられ恐怖の表情なので区別がつかないのだ。クロロフォルムで眠らされたことになっているが、その後妻と同じく車に入れられ沼に沈めらたのだろう。そして途中で蘇生したので、苦しんで爪に傷がついたと説明できる。それにしても妻はあの状況でどうやって助かったのか?脱出して病院や警察に行かなかったのは何故か。腑に落ちないのである。◆老嬢心理学者がカツラであるというのはうまく考えた設定だ。あれでカーターは変装して警察から脱出できた。でもどうして裸足なのか?そしていつの間に花やオレンジなどを買ったのか?◆カーターが二重人格者であることはすぐに察しが付く。半ばまで伏せておいた方がサスペンスが持続したと思う。◆階段とエレベーターを移動しながらの動く長回しや、雨の中子供が落ちるストップモーションなどは印象に残った。 
[DVD(字幕)] 5点(2011-02-12 03:53:19)
2.  恋風恋歌 《ネタバレ》 
済州島の観光宣伝のために作られたような恋愛映画。男は都会暮らしのサラリーマン。父親が倒れて、その介護をしなければならないため、婚約破棄、出世の海外赴任は断念というトラウマを持つ。都会の喧騒を逃れて済州島へ旅行する。女は島育ちで、気の強い観光バスガイド。恋愛に興味を持っているが、言い寄ってくる旅行者を信用できない。都会からやってきて母親と結婚しながらも、母親を捨てた父親のことが強く影響している。女の追いかけたスリを男が捕まえたことにより二人は出会う。男は女に一日観光ガイドを頼み、島の名所をめぐりながら、少しづつお互いを見つめはじめる。新婚旅行で来ていた元婚約者と偶然再会するという事件以外は、何事も起らず、ゆっくりとした時間が流れる。いつしか二人は惹かれ合うが、どちらからも言い出せない。木の下で再会の約束するが、男に急用ができて約束を果たせず。その後も、すれ違いが続く。(このあたりがわざとらしくて減点)ラストは、爽快感がありました。恋愛の起伏はほとんどなく、あくまでも心に優しい映画。気になるのは、男が日本に赴任するので、そのあとどうなってしまうのか?ちょっともやもやで減点。ハッピーエンドにするなら、すべてすっきりさせないとだめです。 
[DVD(字幕)] 5点(2009-04-14 17:54:09)
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