1. 霊幻道士
とりあえず長い。というか、途中で飽きる。正直「いつまで続くのか」と思ってしまった。女幽霊の話は必要だったのか。笑えるところもありますが、1度見れば十分。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-10-22 09:16:51) |
2. レンタネコ
《ネタバレ》 よく猫派と犬派などと言いますが、私は断然犬派。そういう人間からすると、イヌというのは地に足が付いていて現実的ですが、ネコというのはどこか浮世離れしたところがあるように思われます。この映画はそれをよく現していると思います。ぶっちゃけ嘘八百、現実なんて吹き飛ばすファンタジーの世界。『レンタイヌ』なんてありえません。季節も絶対夏。暑い夏の日に見た白昼夢みたいなもので、ほかの季節では似合わない。小林克也がババアの役をやっているのが、それを象徴しているでしょう。それだけに、後半で妙に現実的な話題を盛り込んできたのは興醒め。それでも3話までは見られましたが、最後の吉沢くんの話はピンとこないなぁ……。全体としては「だからどうした」っていう内容なのですが、そもそも「だからどうした」ということすら考えず、頭を空っぽにして見る映画でしょうねぇ。というか、そうでもしなければ見られないというか。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-08-12 11:31:24) |
3. レッツゴー!若大将
《ネタバレ》 あまり評判はよろしくないようですが、これもまた楽しめました。ここしばらく少なかった照子の出番が増えていて、澄子より照子派の私としては嬉しい限り(笑)。江口もただ出ているだけでなく、若大将に恋のアドバイスをして存在感を出しています。青大将もあいかわらず大活躍。損な役回りが多いのですが、本作ではスミちゃんを襲ったりしないし、若大将からは「親友」と呼ばれるし、最後の試合では澄子や照子から声援を送られたりと、いいところもあったりします。 本作でスミちゃんのライバルとなる美芳は、結局婚約者がいたというオチ。しかし、それで若大将に気があるように振る舞うのはどんなもんでしょうねー。あと、サッカーというのはボールの扱いだけで巧拙が出てしまうので、カメラアングルなどでごまかしていますが、隠しきれないところがあって残念。最後のゴールも、なにがどうなったのかよくわからずあ然としてしまいました。 岩内監督は、『エレキ』よりもよかったのではないでしょうか。二度目に「旅人よ」を歌う場面はセットの書き割りですが、この時の若大将の心理をうまく表しているようで、印象的でした。全般的に、このシリーズらしくサービス精神にあふれていたと思います。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-11-27 19:57:56) |
4. レ・ミゼラブル(1995)
《ネタバレ》 これはビデオをレンタルして2度ほど見たはずですから、今回で3度目でしょうか。改めて素晴らしさを確認しました。原作は未読なので純粋にドラマとして評価するしかないのですが、前世紀前半を生きた男の一代記に、ナチスによるユダヤ人迫害をからめたプロットが秀逸です。それがユゴーの『レ・ミゼラブル』とも関連しあってくるのですが、いちいち小説を引き合いに出してくるので、読んでいなくてもその関連がわかる親切な作りになっています。その上で本筋もきちんと描くのですから、これはやはり脚本のできが第一でしょう。特に、戦争終結を知らされないまま幽閉されたジマン氏のエピソードが印象的です。もっともそこだけでなく、全編にわたって物語にグイグイ引き込まれ、3時間近い長丁場もあっという間です。個人的にベルモンドが好きということもありますが、充実したできで高得点を差し上げます。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-01-05 21:05:55) |
5. レッド・サン
《ネタバレ》 西部劇にサムライ登場となると色物かと思いますが、きわめてまともな扱いで安心。ブロンソンと三船が対立しつつの珍道中からお色気路線、さらにはコマンチ族との乱戦と、見どころも詰まっていて飽きさせない。最後は国(文化)が異なる者同士の友情に収斂させるところも、なかなか感動的でありました。前半での伏線が効いています。「三大スター競演!」の割にはちょっと小粒ですが、製作にアメリカが噛んでない(=金がない)から仕方がないのかな? 全編アメリカが舞台なのにね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-27 19:55:38)(良:1票) |